2022年6月中旬・午後15:40頃・くもり・強風
前回の記事:▶ 母衣打ち♪の前にのんびり欠伸したり羽繕いするキジ♂(野鳥)
雑草の生い茂った休耕田でキジ♂(Phasianus versicolor)がうろついて採食していました。
それまでは定期的に縄張り宣言の母衣打ちをしていたのに、なぜかもう披露してくれなくなりました。
キジ♂は草地の地面をついばんでいます。
採食メニューは不明ですが、頭を上げた際にときどき嘴に草を咥えていました。
風が強く吹き、立ってカメラを構えている私の体ごと持っていかれそうになります。
体幹トレーニングでもっと鍛えないといけませんね。
長々と撮影していたら、キジ♂が突然、羽ばたきながら垂直に飛び上がりました。(@4:40)
こんな行動は今まで見たことがありません。
鳴き声を発することなく、ほぼ同じ地点に着地しました。
謎のハイジャンプを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@4:44)
その後は何事もなかったように、採食徘徊を続けています。
明らかに用水路を飛び越える行動ではありません。
草むらで蛇に遭遇して驚いたのでしょうか?
しかしヘビが相手ならキジは捕食するはずです。
巣穴から出てきた野ネズミに驚いたのかもしれません。
それとも、見通しの悪い草地で高々と飛び上がって周囲を警戒したのかな?
キジは飛ぶのがあまり得意ではないので、しつこく撮影する私から逃げようと(遠くに移動しようと)飛び立ったものの、強い逆風に流されて真下に着陸してしまったのでしょうか?
普通、鳥が飛び立つ直前には予想がつくのですけど、今回のキジ♂は予備動作なしでいきなり飛び上がりました。
関連記事(10年前の撮影)▶ キジ♂の飛び立ち【ハイスピード動画】
タゲリの求愛ディスプレイのハイジャンプを連想しました。
(当地でタゲリの実物を見かけたことはありません。)
私の知る限り、キジの求愛行動のレパートリーにハイジャンプは含まれていません。
※ 退屈な(冗長な)前半部を編集でカットしようか迷いました。
謎のハイジャンプを解釈するのに前後の文脈が大切かもしれないので、あえてノーカットでお届けしました。
お忙しい方は4:30辺りまで一気にスキップしてご覧ください。
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