2021/05/02

鉄塔の天辺で鳴く♪ハシブトガラス(冬の野鳥)カラス避けのプラスチック模型に効果はあるのか?

 

2021年1月上旬・午後12:30頃・小雪 

細かい小雪がちらつく中、住宅街で鉄塔(用途不明)の天辺にハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が止まってカーカー♪鳴いていました。 
嘴の中が真っ黒なので成鳥と分かります。 
カメラを向けられていることに警戒したのか、鉄塔から飛び立ったハシブトガラスは私の頭上を飛び越えて行きました。 

ここまでは別にありふれた光景ですが、面白い物を見つけました。 
手前の民家の2階ベランダから緑のプラスチック竿が水平に突き出していて、その先端からカラスの模型(プラスチック製デコイ)が見せしめ(生贄)のように吊り下げられていました。 
精巧な模型の嘴の先端から白い氷柱が伸びています。 
このカラス撃退グッズに効果があるのでしょうか? 
短時間の観察では何とも言えませんが、ハシブトガラスはカラスよけを吊るしてある民家に近寄らなくなるのかな? 
賢いカラスはじきにプラスチック模型の存在に慣れてしまうと個人的には予想しているのですが、どうでしょうか?
最近ではもっとリアルにカラスの羽毛を身に纏ったデコイが鳥よけグッズとして商品化されています。

死んだオオミズアオ(蛾)の前翅を運ぼうとするクロヤマアリ♀

 

2020年7月下旬・午後14:30頃・小雨 

舗装された峠道で、おそらくオオミズアオActias aliena)と思われる蛾の死骸を見つけました。(またはオナガミズアオ) 
胴体は見当たらずなぜか1枚の前翅だけが落ちていたので、おそらく鳥に捕食された食べ残しなのでしょう。 
翅の鱗粉がぱらつく雨水の滴を弾いています。 
通りかかったクロヤマアリFormica japonica)のワーカー♀がオオミズアオ前翅の根元に残った僅かな屍肉を見つけました。 
翅を巣に持ち帰ろうとしても路面に翅がへばりついていて、剥がれません。 

後半は定規を並べて置いて前翅長を採寸しました。 
舗装路にへばりついた翅を定規でペリペリと裏返すと、白い鱗粉が魚拓のように路面に残りました。 
左右どちらの翅か、私にはよく分かりません。

2021/05/01

冠雪したハナミズキの樹上で赤い実を食べるヒヨドリの群れ【HD動画&ハイスピード動画】(冬の野鳥)

 

2021年1月上旬・午後12:15頃・小雪 

大雪が降った翌日、ハナミズキ(別名アメリカヤマボウシ)の並木道でヒヨドリHypsipetes amaurotis)の群れが騒々しく鳴き交わしながら集まって赤い実を食べていました。 
真っ赤に熟した果実が冠雪した枝に残っていて、非常によく目立ちます。 
ハナミズキの熟果をヒヨドリはひと粒ずつ啄んで丸呑みします。 
ヒヨドリはハナミズキの枝についている赤い熟果を嘴で挟むと首をクイッと捻って摘果します。 
このときたまに赤い熟果を落としてしまうことがありました。 
果実の質によって意図的に取捨選択していたら面白いのですが、ただのうっかりミスかもしれません。 
例えば、嘴で摘んだ感触が固すぎると未熟と判断しているのかな? 

ヒヨドリの群れは同じハナミズキの樹でも互いに離れた枝で採食していました。 
餌は豊富なので、互いに喧嘩になることはありませんでした。 

ハナミズキの街路樹に離合集散するヒヨドリの羽ばたきを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:42〜) 
ヒヨドリが飛び立つと反動で枝から落雪する様も絵になります。 
飛来して着陸するシーンの羽ばたきも見応えがあります。 
枝の手前でホバリング(停空飛翔)を披露することもありました。 

(ハチドリと違って)中小型のからだの鳥には、ホバリングはかなり難しいのですが、全長28cmという体格で、短時間ながら自力でホバリングができる鳥がいます。ヒヨドリです。ハチドリと同じく花のみつを好むこの鳥は、意外に器用だったりするのです。 (小宮輝之『鳥の食べもの&とり方・食べ方図鑑』p54より引用)

最後は赤い実を嘴に咥えたまま飛び去る個体が撮れていました。 

▼関連記事(2年前の秋に撮影:落葉前の紅葉シーズン) 
ハナミズキの赤い実を採食するヒヨドリの群れ(野鳥)


ヒヨドリの群れが居なくなってから現場検証すると、ハナミズキ樹下の歩道には大量の落果が散乱していました。 
それに混じっておそらく鳥の糞らしき落とし物もありました。 
赤い実を食べた鳥の糞には未消化の種子が混じっているはずで、野鳥はハナミズキの種子散布に貢献しています。 

ハナミズキの落果と茶色い糞@雪道

ちなみに、ハナミズキと並んで少し離れたところに植栽された別種の落葉性街路樹にはオレンジ色〜朱色の実を大量に付けていたのに、ヒヨドリは全く食べませんでした。
樹種不明ですが、花が咲くまで通って調査中です。
実の付き方はピラカンサと似てたのですが、落葉樹なので違います。

ちなみに、ピラカンサという和名の木はなくて、ピラカンサ属の総称なのだそうです。
カマツカやウメモドキなどと迷ったのですが、5月中旬に現場を再訪すると白い花と羽状複葉の若葉からナナカマドと樹種が判明しました。

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