2020/09/11

トウモロコシの雄花で採餌するセイヨウミツバチ♀



2020年7月上旬・午後16:15頃・くもり

家庭菜園のトウモロコシ畑でセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。

体に白い花粉が少し付着しているものの、後脚の花粉籠は空荷の個体でした。
雄花から雄花へ飛び回るだけで、なぜか葯から集粉しませんでした。
花粉がほとんど残っていないのですかね?
未練がましく未熟な花穂の周囲を飛び回ったりしていて、採餌経験の浅いワーカーなのかもしれません。

ミツバチがトウモロコシの花粉を集める様子は、また来年にしっかり撮り直します。
(その後あちこちのトウモロコシ畑を見て回ったのですが、この夏は撮れず仕舞いでした。)
確かイネ科のトウモロコシは風媒花のはずだと思っていたので、虫媒花でもあるとは意外でした。
…と書こうとしたのですが、落ち着いて考えると、送粉者(この場合はミツバチ)が雄花から雌花へ行かないと授粉しませんね。
風媒花なら送粉者への報酬である蜜をほとんど用意していないはずですから、ミツバチはトウモロコシの雄花でひたすら集粉するだけと予想されます。(花粉を一方的に収奪)
逆にもしミツバチがトウモロコシの雌花を訪れたら、そこには報酬の花蜜があるということになります。(虫媒花)

(トウモロコシの)花粉は風媒され、受粉すると雌花の付け根が膨らみ種子(可食部)が形成される[5]。(wikipediaより引用)

【追記】
久志冨士男、水野 玲子『虫がいない 鳥がいない:ミツバチの目で見た農薬問題』という本を読んでいたら、口絵11に「トウモロコシに訪花するニホンミツバチ」と題したカラー写真が掲載されていました。



セイヨウミツバチ♀@トウモロコシ雄花訪花採餌
トウモロコシ雄花
トウモロコシ雌花
トウモロコシ畑・全景

ハクセキレイ♀の羽繕いと捕虫行動(野鳥)



2020年6月上旬・午後14:55頃・晴れ

雑草が疎らに生えているだけの空地でハクセキレイ♀(Motacilla alba lugens)が歩き回っています。
やがて立ち止まると、羽繕いを始めました。
足で顔を掻いたりしています。
急に走り出すと、何か虫を捕食したようです。(@1:37)
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

捕食後は羽繕いを再開し、奇妙なストレッチ運動も披露してくれました。
最後は小走りで民家の陰に隠れてしまいました。




2020/09/10

ユリの花蜜を吸うコアシナガバチ♀



2020年7月上旬・午後15:30頃・くもり

民家の裏庭の花壇に咲いた黄色いユリ(園芸種)にコアシナガバチ(Polistes snelleni)のワーカー♀が訪花していました。
初めは正当訪花せず、花筒の外から根元を舐めていました。
盗蜜行動に見えたので、盗蜜マニアの私は慌てて動画を撮り始めたのです。※
しかし大顎を使った本格的な穿孔盗蜜ではなさそうです。
隣り合う花弁がぴったり閉じた隙間から微量の蜜が滲み出しているのでしょうか?
ユリの芳香に誘われてきた昆虫にとってユリの花は巨大過ぎるようで、花の入り口が見つからず迷子になっているだけかもしれません。

コアシナガバチ♀は飛び立つと、隣に咲いた別の品種のユリの花に移動しました。
ピンクの花弁の内側に赤い斑点を散りばめているので、カノコユリと似ていますが、おそらく外来の園芸品種でしょう。

ここでもコアシナガバチ♀は花筒の外側を徘徊して蜜腺を外から舐めたりしています。(盗蜜行動?)
イモムシを狩るための探餌徘徊ではなさそうです。

ようやく花弁の内側に回り込み、中に潜り込みました。(正当訪花)
花弁の表面には雨上がりの水滴が付着しているものの、蜂はその水を飲みませんでした。

花筒の一番奥ではなく、その少し上で花弁の内側をじっくり舐めているのが不思議でした。
ここにユリの蜜腺があるのですかね?

つづく→ユリの花に来たコアシナガバチ♀に噛み付くクロヤマアリ♀


※ ユリズイセン(=アルストロメリア)という園芸植物(ユリ科ではなくユリズイセン科)の花は、花筒の根元がだらしなく開いて隙間だらけのため、訪花するハチ類は盗蜜し放題になっています。


▼関連記事(7年前の撮影)
ユリズイセンを訪花するコアシナガバチ♀?
このときも盗蜜行動を疑ったのですが、しっかり観察できていません。
ちなみに、フタモンアシナガバチ♀がユリズイセンで盗蜜する様子は何度も現行犯で動画撮影できました。
一方、今回のユリの花筒は根元も花弁がぴったりと閉じているので、蜂による穿孔盗蜜を疑った次第です。




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