2018/03/16

アスナロ?の梢で鳴く♪イカル(野鳥)



2017年8月下旬

平地の川沿いで針葉樹の梢に止まったイカルEophona personata)がキョロキョロと辺りを見回しながら頻りに鳴いていました。
川の対岸から撮影したのですが、風切り音が耳障りで肝心の鳴き声がうまく録音されていませんでした。
せっかく途中から望遠レンズを装着したのに、残念ながらすぐに2羽のイカルが飛び去ってしまいました。
たまたまカラスが飛来したせいで驚いて逃げたのかもしれません。
イカルは私のフィールドでは滅多に見れない野鳥なので、じっくり撮れず残念でした。

実は、数時間前にも同じ川沿いの河畔林の樹冠でイカルの鳴き声と思われる奇妙な声を聞いていたので、気になっていました。(姿は見れず)
イカルが群れで居たようです。



▼関連記事(3年前の撮影:今回聞いた鳴き方とは違いました。)
イカル(野鳥)の鳴き声♪



※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。




樹種について。
イカルが止まり木としていたのは、民家の防風林として植栽されている針葉樹の高木でした。
後で樹種を調べに行ってみると、おそらくアスナロのようです。


ツリフネソウの花で吸蜜ホバリングするクロホウジャク(蛾)



2017年9月上旬・午後16:20頃

沢の水が流れ込む山麓の小湿地帯(休耕田)の端でツリフネソウの群落が花を咲かせていました。
夕暮れ時になると2頭のクロホウジャクMacroglossum saga)がどこからともなく現れ、忙しなく訪花を始めました。
高速で羽ばたいてホバリング(停空飛翔)を続けながら口吻を伸ばし、花蜜を吸って回ります。

今回は動画だけでなく、同定用にストロボを焚いて写真に撮りました。
欲を言えば高速ホバリングのハイスピード動画も撮りたかったのですが、クロホウジャクは居なくなってしまいました。
実は数日前も同じ場所の同じ時間帯にも出会っています。
そのときはハイスピード動画撮影を優先した結果、同定用の写真が撮れませんでした。(映像公開予定)
フィールドで巡り合うチャンスは長くても数十秒間しか無いので、どう撮るか、撮影を切り上げて採集すべきか等、咄嗟の判断が迫られます。
なかなか思い通りにいきませんが、それがまたチャレンジとして面白いところでもあります。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/03/15

ナスの実を食べるヒダリマキマイマイ 【10倍速映像】



2016年10月上旬・午前5:46〜6:15

ヒダリマキマイマイEuhadra quaesita)とチャコウラナメクジAmbigolimax valentianus)を同じ容器で飼育中です。
餌として入れておいた輪切りのナス(茄子)の果実をヒダリマキマイマイが早朝から食べていました。
摂食シーンを微速度撮影で記録したので、10倍速の早回し映像でご覧ください。
容器内にはナスのへたとニンジンの輪切り、リンゴを剥いた皮も入れて置いたのですが、ヒダリマキマイマイが選んだのはナスの輪切りでした。
満足すると蝸牛は餌から這って立ち去りました。
ナスの黒紫色で固い果皮は全く食べず、白くて柔らかいスポンジ状の果肉にえぐれたような食痕が残りました。
このことから、もし野生のヒダリマキマイマイがナス畑に侵入したとしても、実ったナスの果実を果皮ごと食害するのは、考えにくいと思います。

それと入れ替わるように、物陰に隠れていたチャコウラナメクジが登場。
ナメクジもナスの実などを口にしたのかどうか気になりますが、映像でははっきりしませんでした。(素人目には食べていない気がします。)



【追記】
台所でナメクジを見つける度に採集して、ヒダリマキマイマイと同じ飼育容器に投入していました。
窓の外から台所に侵入したのか、それとも畑で収穫した野菜と一緒に持ち込まれたのか、どちらかでしょう。
以下の写真は2017年7月下旬の撮影。

チャコウラナメクジ@濡れた食器洗いスポンジ
チャコウラナメクジ@濡れ布巾


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