2018/03/16
ツリフネソウの花で吸蜜ホバリングするクロホウジャク(蛾)
2017年9月上旬・午後16:20頃
沢の水が流れ込む山麓の小湿地帯(休耕田)の端でツリフネソウの群落が花を咲かせていました。
夕暮れ時になると2頭のクロホウジャク(Macroglossum saga)がどこからともなく現れ、忙しなく訪花を始めました。
高速で羽ばたいてホバリング(停空飛翔)を続けながら口吻を伸ばし、花蜜を吸って回ります。
今回は動画だけでなく、同定用にストロボを焚いて写真に撮りました。
欲を言えば高速ホバリングのハイスピード動画も撮りたかったのですが、クロホウジャクは居なくなってしまいました。
実は数日前も同じ場所の同じ時間帯にも出会っています。
そのときはハイスピード動画撮影を優先した結果、同定用の写真が撮れませんでした。(映像公開予定)
フィールドで巡り合うチャンスは長くても数十秒間しか無いので、どう撮るか、撮影を切り上げて採集すべきか等、咄嗟の判断が迫られます。
なかなか思い通りにいきませんが、それがまたチャレンジとして面白いところでもあります。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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