2017/07/22
ウワミズザクラの花で採餌するクロマルハナバチ♀
2017年5月中旬
道端で満開に咲いたウワミズザクラの灌木でクロマルハナバチ♀(Bombus ignitus)が訪花していました。
後脚の花粉籠に白い花粉団子を付けています。
複数個体を撮影。
時期的に未だワーカーではなく創設女王の可能性が高いと思うのですが、定かではありません。
この日は平地のあちこちでウワミズザクラの白いブラシ状の花が満開だったものの、マルハナバチの訪花を見れたのはこの株だけでした。
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
電線から飛び立つシジュウカラ♀(野鳥)
2017年5月中旬
車道の電線に止まっていたシジュウカラ♀(Parus minor)が飛び立ち、通りに面した民家の庭木へ逃げ込みました。
飛び立つ瞬間を1/8倍速のスローモーションでリプレイしてみると、腹面の黒帯が細いので♀と判明。
庭木(クリ?)の枝でスズメはじっとしていますが、シジュウカラは忙しなく枝から枝へ飛び回っています。
シジュウカラの警戒声もかすかに聞こえるので、近くにシジュウカラの巣があるのだろうか?
※ 前半部のみ自動色調補正を施しています。
2017/07/21
メタセコイア樹上の巣で抱卵・転卵するハシボソガラス♀(野鳥)
2017年4月中旬
未だ落葉した状態のメタセコイア(=アケボノスギ)の梢で鳥の巣を見つけました。
多数の小枝をお椀状に組み合わせた巣です。
よく目を凝らすと、巣にハシボソガラス(Corvus corone)が座っています。
抱卵しているとしたら、♀なのでしょう。
松原始『カラスの教科書』によると、
・ハシボソガラスはハシブトガラスほど神経質ではなく、春先のスカスカの落葉樹に平気で巣を作る。(p47より引用)
・抱卵はほぼ♀のみが行い、抱卵期間はだいたい20日である。(p52より引用)
やがて巣の中で親鳥が立ち上がると、嘴で卵を転がしているように見えました。
(複数の卵を万遍なく温めるための転卵)
産座を嘴で整えてるだけかもしれません。
巣に座り直すと後姿になりました。
造巣の段階から定点観察していた訳でもありませんし、高木に登って実際に巣の中を覗いてみた訳ではないので、「抱卵ではなく抱雛ではないのか?」と問われたら「分からない」と正直に答えるしかありません。
実は別個体のカラスが近くで鳴き騒いでいたのですけど、撮り損ねてしまいました。
番(つがい)の片割れ(♂?)が縄張りを防衛していたのだろう、と想像しました。
背後の山々には未だ残雪が見えます。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
この巣も定点観察してみましょう。
つづく→アケボノスギ梢の巣で抱卵するハシボソガラス♀(野鳥)
実は7年前にもこの近くの柳の樹上でカラスの古巣を見つけています。
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