2015/07/04
アシナガバチの古巣に群がるクロヤマアリ♀
2015年6月上旬
堤防の階段でクロヤマアリ(Formica japonica)のワーカー♀が群がっているので何かと思ったら、アシナガバチの古巣でした。
古巣がペシャンコになっているのは、昨シーズンの古巣が冬の雪で潰れたのでしょうか?
それとも誰かに駆除され踏み潰されたからでしょうか?
アリの餌が育房内に残っているということは、今季に作られたばかりの初期巣なのかな?
この辺りで優占種はフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)です。
アシナガバチの巣盤天井部や巣柄にはタール状のアリ避け物質が塗布されているはずですけど、もはや忌避効果は無いようでアリの群れは平気で徘徊しています。
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2015/07/03
夜道を走るゲジ終齢幼虫【暗視映像】
2015年6月上旬・午後22:53
農村部の夜道で遭遇したゲジ(Thereuonema tuberculata)終齢幼虫が疾走する様子をシーンを赤外線の暗視動画に撮りました。
指で触れると慌てて逃走するのですけど、持久力がないのかすぐに止まってしまいます。
もしかしてクモと同じく呼吸器官が原始的なのですかね?
白色LEDの照明を点灯してもすぐには逃げません。
採寸代わりに指を並べて写しこみました。
触角を除き歩脚が14対しかないので、成体ではありません。
(ちなみに脚が15対あれば成体です。)
『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』でゲジを調べると、
孵化した幼虫は4対の歩脚をもち,第2期幼虫で5対,その後脱皮ごとに2対ずつ歩脚を増し,第6期幼虫で 13対となる。
『日本大百科全書(ニッポニカ)』によると、
3週間ぐらいで孵化(ふか)した幼虫は4対の歩肢しかないが、脱皮ごとに胴節数と歩肢対数が増えてゆき、約2年を経て成体になる。
という訳で、終齢幼虫だろうと判明しました。(昆虫と違って「齢」で数えないのかな?)
▼関連記事(室内で撮った成体)
夜のゲジ逃走中!【暗視映像】
ヒレハリソウで正当訪花および盗蜜するセイヨウミツバチ♀
2015年6月上旬
▼前回の記事
ヒレハリソウの花で盗蜜するセイヨウミツバチ♀
水田の畦道に咲いたヒレハリソウ(=コンフリー)の群落でセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が何匹も訪花していました。
複数個体を撮影。
花筒に潜り込んで正当訪花している個体も後脚の花粉籠は空荷でした。
2匹が隣り合う花で吸蜜するシーン(正当訪花)も見れました。
その一方で、盗蜜している個体もいます。
つまり、セイヨウミツバチは正当訪花しても舌が蜜腺に届くのに、あえて穿孔盗蜜することがある、と分かりました。
目移りしてしまうほど忙しなく飛び回るため、同一個体が正当訪花と盗蜜の採餌戦略を花によって(花筒の深さに応じて臨機応変に)切り替えるかどうか確認できませんでした。
経験豊富な個体が学習の結果として盗蜜を覚えるのかな?
生まれつき舌の短い個体が盗蜜しがちなのでしょうか?
それとも気紛れな日和見主義なのでしょうか?
『但馬・楽音寺のウツギヒメハナバチ:その生態と保護』p69によると
盗蜜は、クマバチ類だけの専売特許ではなく、ハキリバチ類、マルハナバチ類、セイヨウミツバチなど多くの種類で見られる。
舌が短く盗蜜行動の常習犯であるオオマルハナバチ♀(Bombus hypocrita)も同じ群落で盗蜜していました。(映像のラスト)
もしミツバチの行動が二次盗蜜(一次盗蜜者があけた穴を利用する盗蜜)ならば、一次盗蜜者はおそらくこのオオマルハナバチでしょう。
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