2015/04/10

軒下のキイロスズメバチ古巣に穴を開けたのは誰?



2013年6月中旬

民家の軒下でキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)の古巣を見つけました。
横の道をよく通っていたのに巣の存在を見落としていたことが我ながらショック…。
前の年(2012年)以前に作られた巣と思われますが、正確な造巣時期は不明です。

外皮に横からえぐられたような穴があいていて、中の巣盤が少し見えます。
せっかくの造形美が台無しです。
蜂を駆除しようと誰かが下から棒で中途半端につついたのでしょうか?(子供の悪戯?)

ちゃんとした駆除業者の仕事なら巣全体を綺麗さっぱり撤去すると思います。
しかし、犯人は必ずしもヒトであると決めつけられません。
自然な風化とは思えないのですけど、一部は寄生蛾の幼虫が中から食い荒らしたのかもしれません。
晩秋に蜂の子を狙ってオオスズメバチが襲撃した場合はこのような惨状になるのかな?
スズメバチの古巣を野鳥が壊して捕食した可能性もあることを最近知ったので、この古い記録映像を引っ張りだしてきました。
もしそうだとすれば、野鳥による食痕ということになります。

▼関連記事
キイロスズメバチの古巣を壊して捕食するヒヨドリ(野鳥)
スズメ(雀)がキイロスズメバチの古巣に営巣した新聞記事を何度か読んだことがあります。
二匹目のどじょうに期待して定点観察に通ったのですが、その後もただ放置されていました。

もしかすると既にスズメが巣を作った後なのかもしれません。(妄想)


【追記】
水野仲彦『野鳥のくらし―卵から巣立ちまで』を読んでいたら、

ある山村の軒下で大きな球状の古いスズメバチの巣を見つけたが、その中に作られたミソサザイの巣に気付いた時には驚いた。(p88より引用)
と書いてあり、外皮が一部壊された古巣(おそらくキイロスズメバチの巣)の白黒写真も掲載されていました。
ただし、筆者がミソサザイの巣だと断定した根拠が書いていません。



【追記2】
大阪市立自然史博物館叢書『日本鳥の巣図鑑―小海途銀次郎コレクション』p126に、キイロスズメバチの古巣に穴を開けて営巣したアカショウビンの見事な写真が掲載されていました。



アオサギ(野鳥)の旋回飛翔♪と着陸



2014年11月下旬

アオサギArdea cinerea jouyi)が上空を旋回飛翔してから、水辺に着陸しました。

羽ばたきと滑空を交互にやって飛んでいます。
着陸できるかどうか周辺の安全を確認しているのでしょう。
飛びながらギャー♪と大声で鳴くことがあります。
私の存在に気づいている筈ですが、警戒声なのですかね?

怪しい奴がカメラを構えて突っ立っているせいでお気に入りの場所に着陸できず腹立ちまぎれに鳴いたのかもしれない、と想像したりもします。
複数個体を撮影。




アオサギの鳴き声を声紋解析してみる

いつものようにオリジナルのMTS動画ファイルから音声をWAVファイルにデコードしてから鳴いている部分を適当に切り出し、スペクトログラムを描いてみました。

映像冒頭(@0:02)の連続発声
映像後半(@1:37)の鳴き声

2015/04/09

トモンハナバチ♂:身繕い後の飛び立ち【ハイスピード動画】



2014年9月上旬

▼前回の記事
ヤマハギの花で交尾するトモンハナバチ♀♂【ハイスピード動画】
トモンハナバチ♂(Anthidium septemspinosum)は♀の尻を必死に追いかけるとき以外は餌場(ヤマハギの花の群落)の近くの草むらで翅を休めていました。
日光浴しながら♀を待ちぶせしているのでしょう。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
デートの前には前脚で顔を拭ったりして、お化粧に余念がありません。
トモンハナバチ♀が飛来すれば直ちにスクランブル発進します。
雄蜂には縄張りがあると言われているので同一個体なのかもしれませんが、調べていません。
ライバル♂同士の闘争行動や縄張り占有行動を観察してみたいものです。


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