2012/09/17

後翅の尾状突起を動かすウラナミアカシジミ



2012年7月上旬

雑木林の下草にけばけばしい紋様のウラナミアカシジミJaponica saepestriata 
saepestriataが止まっています。
翅を立て閉じています。
後翅を互いに擦り合わせ、尾状突起を触角のように動かしています。
捕食者に対して体の前後を逆に見せる擬態らしいのですが、肝心の尾状突起が片方(右側)折れてしまっています。






シジュウカラ群れの水浴と羽繕い【野鳥】



2012年7月上旬

山中にひっそりと佇む池の畔に隠れ、水浴びに来る野鳥を待ち伏せしていると、シジュウカラParus minor)の群れが飛来しました。

巣立ちした大家族なのか、成鳥の他に幼鳥(若鳥)も混じっているようです。
浅瀬で何度も行水すると木の枝に戻って羽繕いします。
幼鳥は黄色っぽい。


『シジュウカラ (カラー版自然と科学19)』p28~29によると、
・カラ類はすべて(あさい水中にはいって)翼をバタつかせるやりかたで水浴します。 
・(シジュウカラの水浴は)全身を水につけるのではなく、つばさをつかって体に水をかける。




2012/09/16

山椒で見つけたクロアゲハ四齢幼虫



クロアゲハの飼育記録:その1

2012年7月上旬

サンショウの枝葉を芋虫がゆっくり徘徊していました。
摂食行動は見ていません。

撮影後に食草ごと採集し、飼育開始。
アゲハチョウ科の幼虫であることは間違いありませんが、この段階ではナミアゲハかなと予想していました。
若齢幼虫は鳥の糞に擬態していると言われています。
後にこれはクロアゲハ♀(Papilio protenor demetrius
)の四齢(亜終齢)幼虫と判明しました。


【追記】 安田守『イモムシの教科書』によると、
鳥が関心を示さない姿になることで攻撃を避けようという戦略なのだろう。植物などに似た姿となる隠蔽擬態(カモフラージュ)に対して、鳥の糞になりすますタイプの擬態はマスカレードなどと呼ばれる。鳥糞の仮装だ。 (p147より引用)
マスカレードという用語は初耳で、勉強になりました。

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