2009年7月上旬
夜の室内灯に惹かれて飛来したナガゴマフカミキリ(Mesosa (Aphelocunemia) longipennis)を捕獲しました。
有り合わせの容器に移すと、足場として一緒に入れておいた太い竹串に掴まりながら鋭い大顎で齧り始めました。
採食行動(後食※)なのだろうか。
※ 生殖器官の発達や延命のために、カミキリムシ成虫が栄養分(含水分)を摂取すること。(『へなちょこカミキリロード:初心者のためのカミキリムシ入門』p91より)
調べてみると本種の餌は広葉樹の枯れ木らしいです。
竹串はボロボロになり、容器の底には削り屑が大量に落ちています。
試しにスポーツ飲料を脱脂綿に含ませて入れてみたものの、飲んでいる気配がありません。
(つづく)
2009年7月下旬
ヒメクモバチ(旧名ヒメベッコウ;Auplopus carbonarius)の飼育記録。
水の代わりに100%リンゴ・ジュースを入れてみたら、気に入ってくれたようで飲んでくれました。
交尾を済ませた♀e一匹は撮影後に外へ逃がしてやりました。
残りの蜂は標本として残してあります。
次は♀がクモを狩るシーンを撮影したいものです。
(シリーズ完)
2009年7月中旬
同じ泥巣から羽化したヒメクモバチ(旧名ヒメベッコウ;Auplopus carbonarius)の♂cと♀eをペアリングしてみました。
炭酸ガス麻酔で眠らせてから同じ容器に移すと、♂は直ちに♀にマウントし、交尾を始めました。
♀が少し嫌がっている(身繕いしたがっている?)のは麻酔の影響かもしれません。
交尾器の結合部はよく見えませんでした。
近親交配ですけど、続けて何度も交尾を行ないました。
♀の方が♂よりも体が大きいですが、成虫の体長は幼虫期の餌で決まるそうです。
(つづく)
【参考】 『完訳 ファーブル昆虫記 第4巻 上』 第二章:ヒメベッコウ クモの狩人