2025年5月下旬・午前3:40頃・気温12℃
スギ防風林にあるホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の溜め糞場WBCを自動撮影カメラで見張っています。
未明に両目のタペータム(輝板)を失明した個体が独りで北からやって来ました。
溜め糞場をぐるっと1周してから、中腰になって北向きで排尿しました。
1.5倍に拡大した上でリプレイすると(@0:27〜)、股間から小便の雫が前方にポタポタと滴り落ちていました。
排尿姿勢(片方の後脚を上げるかどうか)からタヌキの性別が見分けられるのですけど、平地の地面に排尿するときは両性ともに腰を屈めてやるので、決定打に欠けます。
(私は今のところ、両目失明のヘルパー個体は♀だと考えています。)
今回、尿意を催した両目失明個体♀hは口に何か小さな獲物を咥えて運んでいました。
映像を拡大して見直しても、獲物の正体は不明です。
夜目が効かないというハンディキャップがあっても、嗅覚と聴覚で問題なく採餌できていることが伺えます。
溜め糞場WBCから南西に立ち去ったので、てっきり休耕地にある巣穴に獲物を持ち帰り、家族に給餌したのかと思いました。
ところが、営巣地に設置してある別の監視カメラには、この後、両目失明のヘルパー個体♀hが帰巣するシーンが撮れていませんでした。
単に機材のトラブルで撮れていないだけなのか、それともどこかに餌を隠して(貯食)、後で自分が食べるつもりなのでしょうか?
ヘルパーとしての務めを果たして巣穴に餌を運んでくるという決定的な証拠映像が撮れずに残念でした。
つづく→
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