2026年5月中旬・午後13:25頃・晴れ
里山の中腹に湧き水が溜まった小さな池EMがあります。
水中に緑の藻が繁茂して濁り、水質が良さそうとは言えません。
この池には岸辺に灌木がまったく生えていないので、モリアオガエルは産卵できなさそうです。
池畔のシダ植物の葉裏に産卵するかと期待したのですが、後日に定点観察してもモリアオガエルの卵塊は産み付けられていませんでした。
岸辺の草の根元にシュレーゲルアオガエル(Zhangixalus schlegelii)が産み付けたと思しき卵塊を発見しました。
受精卵を保護する白い泡巣の塊が、水際に生えたシダの若葉が張り付いています。
右手で卵塊に触れてみると、柔らかくて弾力性がありました。
産み付けられたばかりのようで、泡巣の表面はカサカサに乾いてはいません。
表面がペタペタと少し粘り気があったものの、手が汚れるほどではありませんでした。
卵塊はグレープフルーツぐらいの大きさで、直径6〜8cmぐらいありそうです。
中に含まれる卵そのものは全く見えませんでした。
シュレーゲルアオガエルは基本的に♀♂1ペアが水辺の地中に巣穴を掘り、その中で産卵するのだそうです。
私が見つけた卵塊は、巣穴の中ではなくて池の岸(水辺)の草むらに産み付けられていました。
つまり、その♀♂ペアは巣穴を掘らずに(省略して)産卵したと思われます。
実際に産卵行動を観察するのが次の課題ですが、モリアオガエルよりも難しそうです。
池の水面には白い泡巣の断片がいくつも浮いていました。
それを水面下で食べている水生生物はいませんでした。
これは産卵後のシュレーゲルアオガエル♀♂ペアが別れるときに卵塊の本体から泡状粘液の一部が分離したのでしょう。
岸辺に産み付けられた卵塊から幼生(オタマジャクシ)が孵化したときも、似たような状況になりそうですけど、私が見つけた卵塊は産卵直後と思われます。
つづく→?
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