2026/08/07

春の里山で尾根から雪崩が発生!

 

2025年4月中旬・午後12:10頃・くもり 

春の里山を登っていたら、尾根の直下の急斜面で雪崩が2回続けて発生しました。 
ガラガラと岩の転がるような物凄い音がしばらく続き、木がバキバキと折れる音も聞こえました。 
慌てて動画で記録したのですが、手前の落葉樹林帯(灌木の茂み)が邪魔で、雪崩をしっかり観察できませんでした。 


※ 雪崩の轟音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。


さらに登って樹林帯を抜け、見通しが良くなったときには、雪崩はもう起きなくなりました。 
尾根の雪庇から雪崩が発生したようです。 
雪崩の多発地帯となっている急斜面は、毎年冬から春にかけて激しく撹乱されるために、樹木が育ちません。 
傾斜がいったん緩やか(ほぼ平坦)になった山腹で雪崩は自然に止まり、それより下の標高には樹林帯が広がっています。 
尾根の下の急斜面は夏になると草本植物で覆われ、まるで森林限界の上のお花畑のように見えます。 
高山植物が生えるほど標高が高くない低山なので、森林限界という植生を形成しているのは、単純に高度ではなく雪崩です。 

食わず嫌いで地学を勉強してこなかった私は、雪崩にまつわる地形や気象も独学するしかありません。 
雪山登山でサバイバルするために必要な雪崩の基礎知識とも角度が違います。
植生への影響や野生動物との関わりを通して、雪崩にも興味がわいてきたのです。 





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