2025年4月上旬・午後14:10頃・晴れ
蓮池の岸が少し斜面になっていて、スギの落ち葉やオニグルミの落果が大量に散乱しています。
平地なので残雪はもう完全に溶けています。
1羽のハシボソガラス(Corvus corone)が土手を歩き回り、餌を探していました。
オニグルミの落果を選り好みした後で、1個を咥えてトコトコ歩いて行きます。
地面に浅く埋めると、落ち葉を被せて隠蔽しました。
しかし貯食場所として適していないと判断したようで、クルミの実を再び拾い上げて運んで行きます。
土手のもう少し上の地点に埋めて隠し直し、広葉樹やスギの落ち葉(枯葉)を被せて隠蔽工作も抜かりありません。
探餌徘徊に戻ったハシボソガラスは、2個目のオニグルミ堅果を咥えたまま歩き去ります。
クルミ堅果を地面に置いて足で押さえつけながら嘴でつついたのは、地中に埋めるつもりだったのでしょう。
ところがクルミの殻が割れてしまったようで、中身をほじくる採食行動に切り替えました。
カラスが高所からの投げ落とし行動をしないでクルミの殻が割れてしまい、中身を食べたのは初見かもしれません。
食後のカラスがホッピングして移動したのは、機嫌よくスキップした訳ではありません。
池の岸に上陸していたカルガモを追い散らしたのです。
ハシボソガラスの歩行はウォーキングを主体とするので、ホッピングする姿は珍しいです(ハシブトガラスと逆)。
カルガモは池に飛び込んで避難しました。
餌の探索に戻ったハシボソガラスが、落ちているクルミを吟味物色しています。
3個目のオニグルミ堅果を選んで咥えると、歩いて運搬。
土手を少し登った地点に浅く埋めると、落ち葉を被せて上手く隠しました。
4個目に拾ったクルミの実を咥えたまま飛び立ちました。
池の上空を低く飛ぶと、民家のトタン屋根を飛び越えながら脱糞し、市街地へ飛び去りました。
今度は硬い路上に投げ落としてクルミの殻を割り、中身を食べるのでしょう。
【考察】
落ちていたオニグルミ堅果をハシボソガラスが短時間に次々と貯食しました。
落ちていた地点から少し歩いて運んでから埋め直したのがポイントです。
クルミの実を隠した地点を全て記憶しておいて、後日食べに来るはずです。
食べ残してしまったオニグルミの堅果からやがて発芽するので、カラスはオニグルミの種子散布に協力していることになります。
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