2024年4月上旬・午後18:45頃・日の入り時刻は午後18:09。
里山の雑木林にあるニホンカモシカ(Capricornis crispus)の溜め糞場sr2を自動撮影カメラで見張っています。
春になって雪解けすると、林床に新たな糞塊が出現しました。
溜め糞場と言ってもカモシカは必ずしも一箇所で集中的に排便するのではなく、ある程度の広がりをもった範囲のあちこちに分散して糞塊が残されていました。
そこで、監視カメラの位置を少し変更してみました。
本当は複数のトレイルカメラを別アングルで設置して溜め糞場sr2の全体を同時に監視したいところですが、限られた台数の機材でやりくりしているので、仕方がありません。
ここは山腹の傾斜が平らになった地点で、ちょっとした広場のようになっています。
(夏になると落葉樹や下生えの葉が鬱蒼と生い茂った獣道になります。)
日没後の晩に、カモシカの母子が現れました。
左右に分かれて各自が林床の匂いを嗅ぎ回っています。
左の個体が成獣♀、右の個体が角の短い幼獣でした。
画面中央の溜め糞には近寄らず、少し離れた位置から匂いを嗅いだだけで通り過ぎました。
倒木をまたいで手前の斜面を登ってきます。
つづく→
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