2024年4月上旬・午前1:10頃
里山の雑木林でニホンカモシカ(Capricornis crispus)の溜め糞場sr2を旧機種のトレイルカメラで見張っています。
画面の奥から手前に向かって斜面が登っていますが、画面中央に残された溜め糞の辺りは平坦になっています。
深夜に1頭のニホンイノシシ♀(Sus scrofa leucomystax)が画面の奥から手前に向かって獣道を歩いて来ました。
鼻面が土で汚れて真っ黒です。
カモシカの溜め糞の匂いを通りすがりに嗅いだものの、食糞することはありませんでした。
牙が見えないので、♀だと思います。
監視カメラが見下ろすアングルなので、腹面に乳首を確認できませんでした。
落枝をまたいで手前の斜面を登ったようです。
4月にイノシシが撮れたのも、カモシカの溜め糞場でイノシシが撮れたのも今回が初めてです。
今季は記録的な暖冬でしたが、雪国でもイノシシは無事に冬を越せたようです。
冬の雪山(積雪期)に近くの林道を掘り返して採食していたのは、この個体かもしれません。
関連記事(2ヶ月前の撮影)▶ 雪山のスギ林でニホンイノシシが掘り返した採食痕を見つけた!【フィールドサイン】
つづく→
0 件のコメント:
コメントを投稿