2023年12月下旬・午後17:00頃・気温-3℃(日の入り時刻は午後16:26)
とっぷり日が暮れて真っ暗になった晩に、♀♂ペアと思われる2頭のホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)がニホンアナグマ(Meles anakuma)の越冬用営巣地(セット)に現れました。
大雪が積もった落葉二次林の林床を2頭が前後して右奥へ向かっています。
後続個体が居る場所がちょうどアナグマの巣口Rの辺りなので、解釈が悩ましいです。
左から深雪をかき分けながらやって来たタヌキのペアがセットを横断している途中でトレイルカメラが遅ればせながら起動したのか、それとも巣穴Rから外に出てきた直後のようにも見えます。
後者だとすると、アナグマとタヌキが同じ巣穴で越冬していることになります。 (同じ穴の狢 )
後続個体が巣口Rに座って待っている間に、舌でペロペロと雪面を舐めていました。
新雪をむしゃむしゃと食べるのではなく、ぺろぺろと舐めています。
冬になると、雪国の野生動物は喉の乾きを癒やす飲み水には困らなくなります。
タヌキの雪舐め行動がよく見えるように、まずは1.5倍に拡大した映像をご覧ください。
その後にオリジナルの映像をリプレイ(@1:00〜)。
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