2023年12月中旬・午後20:35頃
平地のスギ防風林で、風倒したスギの根元に掘られた巣穴でニホンイタチ(Mustela itatsi)が越冬しているようなので、トレイルカメラで見張っています。
大雪が降り止んだ晩に、ホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)がやって来ました。
この地点でキツネは初登場になります。
奥から手前に向かって来ようとしたのに、見慣れないトレイルカメラの存在に気づいたらしく、露骨に警戒しています。
すぐにまた左に戻って姿を消した(獣道を引き返した)ので、ホンドギツネは全身像を現してくれませんでした。
残念ながら、今回のキツネはイタチの越冬用巣穴を調べる間もなく逃げてしまいました。
タラレバの話になりますが、もしも怪しい監視カメラに邪魔されなかったして、キツネがイタチの巣を襲って捕食する可能性はあり得るのでしょうか?
野ネズミもイタチの巣穴に居候している(分岐したトンネルで棲み分けている?)可能性があるので、キツネは獲物として手強いイタチよりも野ネズミを狙いそうです。
つづく→
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