2023年12月下旬
シーン0:12/22・午後13:12・くもり(@0:00〜)
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。
平地のスギ防風林で、画面の奥に向かって根こそぎ倒れたスギの根元に掘られたニホンイタチ(Mustela itatsi)の越冬用巣穴bを自動センサーカメラで見張っています。
画面のほぼ中央にぽっかり開いているのが、問題の巣穴bです。
丸木橋のように見える水平の倒木で遮られて見えませんが、その下をくぐったすぐ左奥にも、イタチが越冬する「根曲がり巣穴a」があります。
2つの巣穴は内部でつながっていそうですが、撮影機材の数が限られているために、2つの巣穴を同時に監視することが出来ません。
シーン1:12/26・午前7:05頃・くもり(@0:03〜)
4日間で大雪が積もり、雪は降り止みました。
雪面には様々な野生動物が通った跡の獣道が形成されています。
奥の獣道から朝に現れたホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)が、水平倒木を見上げたり、下からカメラの方を覗き込んだりしています。
冠雪した水平倒木(丸木橋)の上に跳び乗るかどうか迷ってるのかな?
結局キツネは、倒木の下を慎重にくぐり抜けて手前に来ました。
イタチの越冬用巣穴bを振り返って匂いを嗅いだものの、近づいて巣口bに首を突っ込んだりしないで立ち去りました。
イタチは獲物として狩るには手強すぎると、キツネは知っているようです。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→
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