緑色の葉全体に黄色い斑点が散りばめられています。
このような斑入りは庭木の園芸植物としては見かけたことがあるのですが、ここでは完全に野生株です。
斑入り群落の隣には、葉全体が緑色の正常株のヒメアオキ群落と隣接していました。
ヒメアオキは耐陰性の高い植物です。
植物の葉が斑入りになると、一般的に光合成の効率が落ちて耐陰性も下がります。
ヒメアオキの場合はなぜか例外で、逆に斑入り株のほうが耐陰性が優れていると言われているそうです。
この理屈が私にはさっぱり分かりません。
今回見つけた斑入り群落に隣接する正常株の群落のほうが少しだけ高く成長していたので、反証(一般論が正しい)になるかと思いました。
しかしAIのGeminiに相談すると、林床の日照条件が隣接する群落でも違う可能性が高いですし、各株の年齢も土壌の性質も揃っていないことから、反証にはならないと指摘されてしまいました。
厳密には採集・栽培して実験的に確かめるしかなさそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿