2023年11月中旬・午後13:45頃・晴れ
ヤツデの散形花序を歩き回りながら、口吻を伸縮させて花蜜や花粉を舐めています。
左右の複眼が離れていることから、♀と分かります。
もっと多数が集まっていたのですが、撮影できたのは2匹の♀です。
今回のヤツデは両性花だったのに、オオハナアブ♀の体にヤツデの花粉が全く付着していませんでした。
訪花昆虫が雄しべの葯から花粉を全て取り尽くした(食べ尽くした)後だったのでしょう。
関連記事(6年前の撮影)▶ ヤツデの雄花で吸蜜するオオハナアブ♀
ヤツデの花序に離着陸する瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:06〜)
訪花中に別個体のオオハナアブが飛来して目の前でホバリング(停空飛翔)すると、平気なときもあれば、ラストシーンのように慌てて花から滑落するように逃げる(飛び去る)ときもあるのが興味深く思いました。
蜜源植物をめぐる占有行動があって体格差で勝負が決まる、という単純な話ではなさそうです。
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