2024/08/19

電線で鳴く♪秋のジョウビタキ♂(冬の野鳥)

 

2023年10月下旬・午前11:00頃・晴れ 

山麓の農村部の住宅地で電線にジョウビタキ♂(Phoenicurus auroreus)が止まっていました。 
早くも冬鳥が渡来する時期になりました。 

よく晴れた青空を背景に、鳴いています。 
ズームインすると、嘴を開閉する動きと鳴き声が同期していた(リップシンクロ)ので、この個体の鳴き声で間違いありません。 
赤い口内が見えました。 
ヒッヒッ♪という鳴き声に、聞き慣れない舌打ちのような音が混じっています。 
私の耳には濁った舌打ちに聞こえたのですが、図鑑の聞きなしでは「カカカ♪」と記されていました。 
例えば『日本の野鳥 さえずり・地鳴き図鑑 ~CDで鳴き声を聴き分ける全152種~』によると、
なわばりを構え、11月から12月ごろは目立つところにとまって、ヒッ、カカカと鳴く。 地鳴き:ヒッ、カカカ、ヒッカカとかクククと鳴く (p25より引用)
渡来直後の縄張り宣言だとすれば囀りさえずりなのかと思いきや、地鳴きの扱いになっているのは繁殖期ではないからなのでしょう。 
(あるいは♀も同様に鳴くから?)
背後の山林では落葉樹の黄葉、紅葉が進んでいます。 

ジョウビタキ♂の鳴き声を声紋解析してみる? 
手ブレが酷い動画ですけど、周囲が静かなので、声紋解析には最適です。 


※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【アフィリエイト】 



0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む