2024/08/20

濃霧の立ち込める夜明け前に帰巣したニホンアナグマ♀【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年11月上旬・午前5:55頃・気温1℃(日の出時刻は午前6:09) 

太陽が昇る17分前ですが、辺りは未だ真っ暗です。 
濃い霧が立ち込めていて、霧雨状の水滴が風に舞っています。 
二次林で採餌していたと思われるニホンアナグマMeles anakuma)が単独でノソノソ歩いて営巣地(セット)に戻ってきました。 

巣口Rの匂いを嗅いでから、振り返ってカメラ目線になりました。 
このときアナグマの両目の大きさが均等だったことから、春にこの営巣地で繁殖(出産・育児)した母親♀ではないことが分かります。 
それ以上は個体識別ができていないのですが、ここで育った幼獣が冬越しに備えて丸々と太ったのか、それともヘルパーなのか、私には分かりません。 
最後は巣穴Rの中にスルリと潜り込みました。 

つづく→

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