2021年6月上旬・午後16:25頃・くもり
里山の斜面にある池Hの浅い岸辺にヤマアカガエル(Rana ornativentris)の幼生(オタマジャクシ)が群がっています。
オタマジャクシを捕食しようと池には野生動物や野鳥が集まってくるはずですが、私は未だ見たことがありません。
(いつか無人の監視カメラを仕掛けてみたいものです。)
私が池の岸に沿って歩くとオタマジャクシは岸辺から一斉に泳ぎ去り、池の深みに避難します。
池畔の草むらにはトノサマガエル(Pelophylax nigromaculatus)の成体も潜んでいました。
私が近づくと2匹のトノサマガエルが慌てて陸地から池に飛び込んで逃げました。
1/5倍速のスローモーションでまずはご覧ください。(@0:31〜)
その後に等倍速でリプレイ。
左の個体は池に飛び込んで一気に潜水しました。
右の個体は池に飛び込んだ直後にフェイントをかけるように右に急旋回し、岸に一旦戻りました。
その後に再び方向転換して池の底に潜って逃げました。
トノサマガエルの鋭い反射神経と多彩な逃避行動に驚きました。
直線的に逃げるだけだと捕食者に軌道を予測されたらお終いですから、色々と裏技を編み出しているようです。
※ 「古池や蛙飛び込む水の音」が聞き取れるように動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
つづく→夜の池でヤマアカガエル幼生を観察
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