2021年6月中旬・午後16:10頃・くもり
里山の方から田園地帯に飛来したハシボソガラス(Corvus corone)の群れが休耕地に散開し、採食を始めました。
しばらく見ていると、親鳥♀♂と幼鳥4羽という計6羽の家族群であることが分かりました。
巣立った雛(幼鳥)は自力で飛ぶことはできるものの、未だ餌の探し方を知らないようです。
耕した後の休耕地を歩き回って餌を探す親鳥の後を幼鳥がつきまとっています。
親鳥が何か食べ物を見つけると、幼鳥は慌てて駆け寄り、餌乞いします。
半開きにした翼を細かく震わせながらガーガー鳴いて親鳥に餌を催促するのです。
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
嘴を大きく開けた嘴の中が赤く目立つのがカラスの幼鳥の特徴です。
親鳥は口移しで幼鳥に巣外給餌してやります。
細長いミミズらしき獲物を見つけた親鳥がすぐには給餌せず幼鳥から少し逃げ回ることもありました。
カラスの性別を見分けられませんが、親鳥の片方はあまり幼鳥の世話に熱心ではないようです。
休耕地には立ち入らず、その奥の農道で探餌徘徊していました。
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