2021年6月中旬・午後19:35〜20:42・くもり(日の入り時刻は午後19:02)
里山の池Hで日没後も観察を続けると、ツチガエル(Glandirana rugosa)は夜行性でした。
(正確には、昼も夜も活動する。)
赤外線の暗視カメラで跳躍シーンを撮影してみました。
冒頭の個体aは、草が生えている地面を跳んで池Hに向かって移動していました。
微小なアリの群れが目の前を徘徊しても昼間と同じく捕食せず、見逃して素通りしたようです。
突然、目の前にそびえる崖に向かって跳んだ(斜面を登った)ものの、獲物を捕食したかどうか不明です。
すぐに方向転換すると再び跳んで水辺に戻ってきました。
目の前の浅い水中でオタマジャクシが動いた直後に捕食を試みたようです。(狩りに失敗?)
夜間の狩りの成功シーンは撮れていませんが、どうやらツチガエルは夜も待ち伏せ型の狩りを続けているようです。
そもそもカエルは暗くても獲物が見えるのかな?
暗視映像では赤外線を反射した目が白く光って見えます。(カエルの網膜にタペータムはあるのか?)
警戒心の強いツチガエルに日中よりも近づいて撮影できたということは、暗いとあまりよく見えてない気がします。
明るい昼間ならこんなに至近距離まで近づけません。
この日の月齢は1.7でほぼ新月ですから、月明かりはありませんでした。
※ 動画編集時に色調補正を施しています。
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