オオエグリシャチホコ(蛾)の飼育記録#6
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腹部を回して暴れるオオエグリシャチホコ(蛾)の蛹
2019年10月中旬
オオエグリシャチホコ(Pterostoma gigantinum)の蛹は死んだように休眠しています。
しかし微速度撮影してみると、たまに自発的に蠕動していることが分かりました。
10倍速の早回し映像をご覧下さい。
実際の動きはもっとゆっくりであることにご注意ください。
仰向けに寝ている蛹の腹面を接写すると、成虫の顔や触角、畳まれた翅の原基が見えます。
おもむろに体をねじるように軽く寝返りを打ちました。
※ 照明のちらつきを抑えるため動画編集時にdeflicker処理を施しました。
実は蛹化してからちょうど2週間が経ち、勝手になんとなく晩秋に羽化しそうな予感がしたので、微速度撮影で蛹を長撮り監視してみたのでした。(私の予想は外れました)
本種の越冬態は蛹らしい。
【追記】
本種の成虫出現月は5〜6月および7〜8月(年2化?)とのことです。
しかし年が明けて2020年5月下旬になってもオオエグリシャチホコの成虫が羽化してきません。
蛹を低温にしっかり晒さなかったので、どうも冬越しに失敗した気がしてなりません…。
つづく→#7?
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