2019年7月中旬・午後18:15頃
川沿いの道端に咲いたクサフジの群落で夕方にムナカタハキリバチ(別名スミゾメハキリバチ)♀(Megachile willughbiella sumizome)が訪花していました。
忙しなく吸蜜する真っ黒な蜂は、腹面のスコパに鮮やかなオレンジ色の花粉を満載しています。
そこへクロマルハナバチ(Bombus ignitus)のワーカー♀が飛来し、スミゾメハキリバチ♀とニアミスしました。
一瞬の小競り合いをまずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。
体格では圧倒的にクロマルハナバチ>ムナカタハキリバチなのに、花から飛び立ったムナカタハキリバチ♀は強気で立ち向かってクロマルハナバチ♀を追い払いました。
2匹共に♀なので、誤認求愛のはずはありません。
蜜源(採餌場)を巡って競合するハナバチ間で縄張り争いがあるのでしょうか?
辺りにはクサフジの大群落が花盛りですから、別に争う必要は無いと思うのですが…。
実際、追い払われたクロマルハナバチ♀は少し離れたところで採餌活動を続けています。
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クサフジの花で採餌するクロマルハナバチ♀
一方、ムナカタハキリバチ♀はヨモギの葉に止まって身繕いしてから飛び去りました。
隣接する某施設の敷地内に飛んで行ってしまったので、営巣地を突き止められませんでした。
スミゾメハキリバチ♀@クサフジ訪花採餌 |
スミゾメハキリバチ♀@クサフジ訪花採餌 |
スミゾメハキリバチ♀(左下)+クロマルハナバチ♀(右上)@クサフジ訪花採餌・全景 |
スミゾメハキリバチ♀@ヨモギ葉+身繕い |
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