2019年4月下旬
昨年、民家の庭木イロハカエデの樹洞で営巣するコムクドリ♀♂(Sturnus philippensis)の育雛を観察しました。
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カエデ樹洞に営巣したコムクドリ(野鳥)の定点観察:2018年
その営巣木イロハモミジ(=イロハカエデ)の老木に緑の若葉が茂り始めました。
小さな赤い花が咲いていて、新緑との対比が綺麗です。
そこへコムクドリ♂が単独で飛来しました。
コムクドリは夏鳥ですから、おそらく昨年と同一個体が繁殖のために同じ縄張りに戻って来たのでしょう。
コムクドリ♂はカエデの樹冠から枝を下に下に降りて行きます。
樹洞を何度も覗き込んだものの、完全に中には入りませんでした。
前年の古巣の状態を調べて、今年も営巣に使えるかどうか吟味しているのでしょう。
あるいは巣内に♀が居座って抱卵中なのかな?
(だとすると非常にデリケートな時期なので、私が樹洞内を確認する訳にはいきません。)
その後、コムクドリ♂はカエデの枝に咲いた赤い花を1回、啄みました。
花を採食したのか、花についた虫を捕食したのか、1/5倍速のスローモーションにしても遠くて見分けられませんでした。
最後は、右に飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
この日、♀の姿を見かけませんでした。
未だ♀と
コムクドリ♂(野鳥)@営巣木:イロハカエデ |
コムクドリ(野鳥)営巣木:カエデ樹洞(矢印) |
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