2015/12/02

ホオノキの果実を採食するニホンザル



2015年9月中旬

山間部の峠道で遭遇した野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れが遊動した結果あちこちに散開したので、どの個体を撮ろうか目移りしてしまいます。

急斜面に聳え立つホオノキ高木の樹冠で1頭の猿が枝に腰掛けて何やら食事中です。
枝葉に隠れて見えにくいのですけど、採食メニューはおそらく果実のようです。
高所を見上げる撮影アングルで腰が痛くなり、もう限界でした。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

当地のニホンザルは、四季を通してホオノキの蕾、花、実を利用していることが分かりました。

▼関連記事
ホオノキの花と蕾を採食する野生ニホンザルの群れ

【追記】
『SNOW FOREST 冬の森へ:Winter Field Guide』p57によると、ホオノキの
長さ10〜15cmの細長い果実は、実が多数集まってできたもので、秋に熟すと裂けて、中の赤い実を白い糸でぶら下げます。熟すことなく黒っぽく変色し、枝先に残ったり、雪上に落ちているのを見ることがあります。




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