2013/06/19
ヒメギフチョウ初齢幼虫の摂食・休息サイクルと脱糞【20倍速映像】
2013年5月中旬・室温20℃
ヒメギフチョウの飼育記録2
ヒメギフチョウ(Luehdorfia puziloi inexpecta)最後の卵を監視撮影している間、先に孵化した10匹の1齢幼虫はウスバサイシンの葉を盛んに摂食しては休息し、の活動リズムを繰り返していました。
20倍速の早回し映像でご覧下さい。
ギフチョウの仲間は若齢幼虫の期間は集団生活することが知られています。
活動を同期するために集団間で何らかのコミュニケーションが行われているのでしょうか。
単純に仲間が活動する振動を感知して目覚めるのかもしれません。
休む際に並んだり群れたりするのは、 体毛が仲間に触れていると安心するのでしょうか。
休息中も体がときどき伸縮しています。
幼虫の脱糞シーンも4回記録されていました。
@1:50 一番下の黒色個体が休息中に腹端を軽く持ち上げて脱糞。
@2:22 休息中の中央の黒色個体が腹端を持ち上げ排泄し、通りすがりの別個体の体毛に糞が付着。
@2:50 並んで摂食している集団の右端の個体が腹端を持ち上げて脱糞し、通りすがりの別個体の体毛に糞が付着。
@3:25 塒で休息中の集団の右から3匹目が腹端を持ち上げて排便。
つづく→「ウスバサイシンを集団で蚕食するヒメギフチョウ初齢幼虫【微速度撮影】」
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