ゴジュウカラ巣穴の定点観察記2
2012年3月下旬
朽木を5日後に再訪すると、ゴジュウカラ(Sitta europaea)が同じ巣穴に出入りしていました。
巣穴の中を掃除/掘削しては木屑を外に捨てているようです。
ここで本格的に営巣すると決めたのでしょうか。
まるで鳩時計のように規則正しく入り口に顔を出しては嘴に咥えた木屑を外に捨てています。
中のゴミを拾い集めているのかと思いきや、自らも巣穴の壁面を嘴で突ついたり毟り取ったりした木屑を捨てています。
やがて
このとき細長い木片(樹皮?)のような物を咥えて入巣したのが不思議です。
巣材を運び入れているのだろうか。
ところが持ち込んだ木片を咥えて何度も入り口に顔を出すものの、飛び出すのを躊躇しているようです。
ようやく木片を咥えて飛びたち、すぐに空荷で帰巣しました。
(個体識別できていないので、帰巣したのは別個体である可能性もあります。)
求愛給餌とも違うようですし、一体何がしたかったのやら謎です。
小雪がちらつく中、離れた位置のカラマツの大木をブラインド代わりに隠し撮りしました。
しかし、どうも次第にゴジュウカラが私の存在を警戒し始めたような気がします。
次回はブラインドに工夫してみます。
(つづく→その3)
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