2025/12/27

鳴きながら帆翔していた2羽のノスリが止まり木を巡って小競り合い(野鳥)

 

2024年7月下旬・午後14:20頃・晴れ 

ピーエ、ピーエ♪と甲高い声で鳴きながら、2羽の猛禽が郊外で青空に弧を描くように飛んでいます。 
上昇気流に乗った帆翔です。 
 クリやオニグルミなど大木の下に隠れながら撮影していた私の真上まで猛禽が偵察に来てくれたのですが、逆光でシルエットしか見えません。 
辛うじて翼下面の斑紋が読み取れ、トビではなくノスリButeo japonicus)と判明しました。 

スギ防風林の上空に移動してから、1羽がスギ高木の天辺に留まりました。 
すると、後から追いかけて来た個体が襲いかかって追い払い、入れ替わりで止まり木に着地しました。 
素人目には、本気の縄張り争いというよりも、遊びで軽く小競り合いをしていただけのように思いました。 
例えば、巣立った幼鳥が飛行練習をしたり遊んだりしているのかもしれません。 

入れ替わりでスギの梢に留まった個体が鳴き続ける様子をこの後、動画で記録しました。 

その後私は少し移動してから、止まり木から飛び立ったノスリが再びもう1羽と一緒に帆翔する様子を撮影しました。(@1:07〜) 
立ち去りかけた私の頭上をノスリが鳴きながら追いかけてきます。 
やはり近くに営巣木があるような気がしてなりません。 
だとすれば、親鳥をこれ以上刺激しないように、私は急いで現場から離れました。 


※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

2025/12/26

秋の夜にカモシカの溜め糞場を横切るホンシュウジカ@山形県【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年10月上旬・午後20:00頃 

山林でニホンカモシカの溜め糞場sr2を見張る自動センサーカメラにある晩、ホンシュウジカCervus nippon centralis)が撮れていました。 
獣道を右から左に横切ったのですが、起動が遅れて肝心の頭部が写っていませんでした。 
カモシカの溜め糞場sr2には興味を示さず、素通りしました。 
右の獣道沿いでスギの枝葉が揺れているため、そこを通ってきたのでしょう。 
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 
この地点でシカは初見です。 

シカも岩塩を舐めてくれるかと期待したのですが、いかんせん当地ではシカの出現頻度が低すぎます。 
ようやく登場したときには、岩塩は設置したミズナラの幹から溶け落ちてしまっていました。 


つづく→ 


【アフィリエイト】 

家庭菜園に吊り下げられたサルのぬいぐるみ:ネオかかし【猿害対策?】

2024年10月上旬 

山麓の集落で家庭菜園に置かれたサルのぬいぐるみを見つけました。 
緑のプラスチック製の竿に逆さまの状態でくくりつけられていて、まるで見せしめのような案山子です。 
畑で育てている作物はダイコンかな?(自信なし)
この集落では野生ニホンザルの群れやイノシシが頻繁に出没し、農作物を食い荒らすので困っているのでしょう。 
ヒトを模した伝統的な案山子かかしと比べて、サルのぬいぐるみの方がニホンザルへの威嚇(見せしめ)効果が高いとしたら面白いですね。 
鳥害対策も兼ねていそうです。
ユーモラスで涙ぐましい工夫ですけど、動かない案山子はただの「こけおどし」だとすぐにバレてしまう(慣れてしまう)はずです。

ちなみに、周囲の本格的な畑は電気柵でしっかり囲われていました。(写真を撮り忘れ) 

この集落では裏山に抜ける農道や周辺の下草がきれいに刈られていて、感心しました。 
美観を保つためだけではなく、野生動物に対してヒトが暮らす地域との境目がしっかり分かるようにしているのです。 
これは獣害対策の基本です。
草刈りして見通しが良くなるだけで、野生動物は警戒を増し、人里への侵入を抑制する効果があるのです。 


裏山への通り道には、ニホンザルを捕獲する檻も設置されていました。 
サルを誘き寄せる餌を赤いメッシュの袋に入れてあるのは、何の意味があるのでしょうか? 
素人考えでは逆効果ではないか?(餌がよく見えるように剥き出しに置くべきでは?)と思うのですが…。 
強行軍で疲れていた私は、檻に近づいて餌の種類を確かめに行く元気もありませんでした。

この檻で捕まえた野生動物がニホンザルの場合は、必ずしも駆除(殺処分)するとは限りません。
麻酔をかけてGPSや電波発信機の首輪を装着した上で山に放獣し、群れに戻すのです。
ニホンザルは群れで遊動する習性がありますから(単独行動の離れ♂は除く)、首輪を装着した少数の個体を追跡できれば、群れの位置もほぼ分かるのです。
首輪装着個体の現在地をリアルタイムで追跡したり、遊動域や隣の群れとの縄張り境界を可視化したりすることが可能になります。
それだけでなく、人里に接近したら自動的に近隣住民にメールで警報を発したり、追い払い部隊に通報したりする仕組みが確立されて、防除成果を上げています。

最近問題になっているツキノワグマの対策が難しいのは、ニホンザルとは違って単独あるいは母子の群れで行動するからです。
ニホンザルと同じ防除システムを確立するには、全個体のクマを片っ端から一時捕獲してGPS首輪を装着しないといけません。
毎年産まれる子グマの全個体に首輪を付けるだけでなく、成長したら首輪を付け替える必要がありますから、とても現実的ではありません。
皮下に埋め込むマイクロチップぐらいのサイズまでGPSや発信機が小型化し、長期に使える電源も何らかの仕組みで確保できれば、実現の望みが出てくるかもしれません。

ランダムに記事を読む