2026/08/07

朝霧が立ち込める二次林内の営巣地で相互毛繕いするホンドタヌキ3頭の家族群:4月上旬【トレイルカメラ】

 



2025年4月上旬・午前5:07〜5:46・気温0℃・日の出時刻は午前5:11

雪国の落葉二次林でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が利用している巣穴Rを自動撮影カメラで見張っています。 

朝霧が立ち込める早朝に、3頭の家族群が別々にやって来ました。 
いつものように、2つの巣口R、Lの匂いを順に嗅いで点検しています。 
冬の間は雪の下に埋もれていた巣穴Lが、春の雪解けで開口したのです。 

残雪が溶けた巣口Rで合流したタヌキ3頭の家族群が身を寄せ合って互いに毛繕いをし始めました。 
朝霧が少しずつ晴れてきました。 
ときどき営巣地をうろついたり、巣口Lを点検したりしています。

午前5:48には誰も居なくなっていました。(映像は割愛)


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。 


春の里山で尾根から雪崩が発生!

 

2025年4月中旬・午後12:10頃・くもり 

春の里山を登っていたら、尾根の直下の急斜面で雪崩が2回続けて発生しました。 
ガラガラと岩の転がるような物凄い音がしばらく続き、木がバキバキと折れる音も聞こえました。 
慌てて動画で記録したのですが、手前の落葉樹林帯(灌木の茂み)が邪魔で、雪崩をしっかり観察できませんでした。 


※ 雪崩の轟音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。


さらに登って樹林帯を抜け、見通しが良くなったときには、雪崩はもう起きなくなりました。 
尾根の雪庇から雪崩が発生したようです。 
雪崩の多発地帯となっている急斜面は、毎年冬から春にかけて激しく撹乱されるために、樹木が育ちません。 
傾斜がいったん緩やか(ほぼ平坦)になった山腹で雪崩は自然に止まり、それより下の標高には樹林帯が広がっています。 
尾根の下の急斜面は夏になると草本植物で覆われ、まるで森林限界の上のお花畑のように見えます。 
高山植物が生えるほど標高が高くない低山なので、森林限界という植生を形成しているのは、単純に高度ではなく雪崩です。 

食わず嫌いで地学を勉強してこなかった私は、雪崩にまつわる地形や気象も独学するしかありません。 
雪山登山でサバイバルするために必要な雪崩の基礎知識とも角度が違います。
植生への影響や野生動物との関わりを通して、雪崩にも興味がわいてきたのです。 





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シロツメクサの花蜜を吸うコマルハナバチ♂【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2026年6月下旬・午後13:40頃・晴れ 

里山で雑草が生い茂る林道に咲いたシロツメクサの群落でコマルハナバチ(Bombus ardens)の雄蜂♂が訪花していました。 
シロツメクサ(マメ科)の小さな蝶形花に丹念に正当訪花を繰り返し、吸蜜しています。 
雄蜂♂は集粉しませんから、後脚に花粉籠がありません。 

コマルハナバチは創設女王の越冬後の営巣開始が早く、初夏には他のマルハナバチ類に先駆けて生殖カースト(新女王および雄蜂♂)が羽化して来るのが特徴です。 

コマルハナバチ♂がシロツメクサの花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:27〜)

この組み合わせは初見…ではなく、かなり昔に撮っていました。 
関連記事(19年前の撮影)▶ シロツメクサで吸蜜するコマルハナバチ♂ 

全体にレモン色だったので、ミヤママルハナバチ♀(Bombus honshuensis honshuensis)やヒメマルハナバチ♀(Bombus beaticola beaticola)と迷ったのですが、撮影地点の標高が440mと低くて、腹端が明るい橙褐色であることから、コマルハナバチ♂だろうと判断しました。 


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