2025/06/30

昼間の旧営巣地でニホンアナグマが警戒する相手とは?【トレイルカメラ】

 



2024年6月上旬〜中旬 

シーン1:6/6・午前9:31・晴れ・気温19℃(@0:00〜) 
平地の二次林で落葉樹の葉が生い茂り、林冠がほとんど隙間なく閉ざされました。 
晴れた昼間でも林内は薄暗く、木漏れ日が美しいです。 

旧営巣地(セット)にニホンアナグマMeles anakuma)が現れ、巣口Lで佇みながら、ヒメアオキ群落の奥を凝視しています。 
巣穴Lに逃げ込みかけたものの、立ち止まって警戒しています。 
ようやく警戒を解くと左へ移動しました。 


シーン2:6/6・午前9:31・晴れ・気温19℃(@0:27〜)
続きが別アングルの監視カメラに録画されていました。 
アナグマはもう一つの巣穴Rに迷いなく潜り込むと、籠城を決め込みました。 
その後で巣穴Rから外に出てくるシーンはなぜか撮れていません。


シーン3:6/8・午後16:02・晴れ・気温26℃(@0:34〜) 
2日後の午後に、アナグマが巣口Rに来ていました。 
巣穴Rに一旦潜り込んでから、しばらくすると巣口Rから顔を出して周囲を警戒しています。 

その後で巣穴Rから外に出てくるシーンはなぜか撮れていません。 


シーン4:6/11・午前10:55・晴れ・気温25℃(@1:06〜) 
3日後の昼前に、アナグマが巣口Rから身を乗り出して、左上奥の林内を油断なく見つめています。 


シーン5:6/11・午前10:57・晴れ・気温27℃(@2:06〜) 
つづきです。 
相変わらずアナグマが巣口Rに身を伏せて、奥の林内を凝視しています。 
侵入者が接近する物音などは何も聞こえませんが、アナグマは侵入者に向かって突進して追い払うべきか、何度も逡巡している様子が見て取れます。 


シーン6:6/11・午前10:59・晴れ・気温28℃(@3:06〜) 
更につづきです。 
アナグマは身震いしてから巣穴Rに入るかと思いきや、腹這いになって見張りを続けています。 
巣穴Rに籠城しようか、何度も迷っていますが、なんとか巣外に留まりました。 

撮れた映像はここまでです。 
この後何があったのか、顛末が気になります。 


【考察】 
近所のアナグマが旧営巣に本格的に引っ越してきた訳ではないのですが、立ち寄った際にたまたま何か危険が迫ると、勝手知ったる巣穴を一時的な避難所として利用しているようです。 

アナグマがこれほど怖がっている相手は一体何だったのでしょう? 
記録されていた警戒行動は、いずれも明るい昼間だけでした。 
つまり、警戒対象の侵入者は昼行性と思われます。 
最近この二次林によく出没するニホンカモシカが旧営巣地(セット)の近くで採食していたのではないかと想像しているのですけど、映像に写らないことには何とも言えません。 
平地にカモシカが現れるのは珍しいので、ここに住むアナグマにとっては馴染みがない相手(謎の巨大な怪物!)です。 


田植え前の水入れした田んぼで虫やミミズを捕食するハクセキレイ♀(野鳥)

 

2024年5月下旬・午前9:50頃・晴れ 

田植えの前に水を入れ始めたばかりの水田にハクセキレイ♀(Motacilla alba lugens)が来ていました。 
水田の中央部ではなく、雑草の生い茂る農道に近い端で採餌しています。 
巨大な水溜り(氾濫原)と化した浅い水田の中を歩き回り、ときどき水面を嘴でつついています。 

水面を逃げる水生昆虫を走って追いかけて捕食しているようです。 
溺れている細長いミミズを摘み上げて次々と捕食しました。 
食べる前にミミズを咥えて水面に何度も叩きつけているのは、水洗いして泥汚れを落としているのでしょうか。 
獲物を持ち帰って雛や幼鳥に給餌するのではなく、その場ですべて食べました。 

ハクセキレイ♀はときどき飛び上がって、田んぼの上空を低く飛んでいる昆虫を空中でフライングキャッチすることもあったのですが、そのシーンは撮れていません。 


関連記事(3、5、6年前の撮影)▶  

2025/06/29

カモシカの溜め糞場を素通りする夏毛のニホンノウサギ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年6月上旬 

シーン0:6/6・午前4:47・晴れ・気温13℃(@0:00〜) 
明るい早朝にたまたま撮れた現場の様子です。 
里山でニホンカモシカ♀♂(Capricornis crispus)が通う溜め糞場sr2を自動センサーカメラで見張っています。 
雑木とスギの混交林で、基本的には画面の左から右に向かって上り坂になっていますが、溜め糞場の付近はほぼ平坦になっています。 


シーン1:6/6・午後19:23・気温17℃(@0:04〜) 
晩に獣道を左から右へ夏毛のニホンノウサギLepus brachyurus angustidens)がピョンピョン跳んで横切りました。 
スギ・ミズナラ立木の根元で立ち止まり、スギ落枝の匂いを嗅いでから、軽快に跳んで通り過ぎました。 
カモシカのカモシカの溜め糞には全く興味を示しません。 


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