2025/02/25

電線から飛び立つトビ(冬の野鳥)

 

2023年2月下旬・午後14:30・くもり 

郊外の住宅地で電柱間に張り巡らされた細い電線にトビMilvus migrans)が止まっていました。 
電線は細いので、トビの足場はグラグラと不安定です。 
トビは尾羽根を広げて上下に動かし、なんとかバランスを保とうとしています。 
大型のトビが安定した電柱ではなく、足場の悪い電線に止まっているのは珍しいと思って撮り始めました。

トビは後ろ姿だったのですが、振り返ってカメラを構えた私に気づくと、電線から飛び去りました。 
今回は離陸直前に軽量化の脱糞をしませんでした。 
 飛び立つ瞬間の羽ばたきを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
広げた翼の下面の斑紋から、猛禽の正体はトビと判明しました。 
羽ばたきと滑翔を交互に繰り返して飛び去ります。 
尾羽根を斜めに傾けて舵を切っていました(方向転換)。


2025/02/24

早春の二次林で夜に獲物を探す三毛猫【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年3月下旬 

シーン0:3/27・午後14:22・晴れ・気温28℃(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
自動センサーカメラで平地の二次林にあるニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)を長期間見張っていたのですが、越冬(冬眠)期間中にアナグマが死亡してしまいました。 
今後、ホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)がこの巣穴を乗っ取って住み着くかどうか、状況を見守っています。 



シーン1:3/31・午前4:18・気温4℃(@0:00〜) 
小雪がちらつく未明にイエネコFelis silvestris catus)が右から来て、雪解けした林床に座り込みました。 
この地点でイエネコが写ったのは初めてです。 
巣穴には全く興味を示さず、左上奥の方をじっと見ています。
動きに乏しいので、5倍速の早回しでご覧ください。 

モノクロの暗視動画で分かりにくいのですが、どうやら三毛猫のようです。 


シーン2:3/31・午前4:19(@0:19〜) 
三毛猫♀は立ち上がって林内に入り、落葉した灌木の根本を探索しています。 
おそらく野ネズミ(ノネズミ)を狩りに来たのでしょう。 

早春の3月下旬はイエネコの春季の繁殖期(発情期)に含まれているので、三毛猫♀が異性を求めて深夜徘徊しても不思議ではありません。 
しかし飼い猫で不妊手術を受けている場合は、発情しないはずです。 



つづく→

山中の泉でスギの落ち葉に産み付けられたトウホクサンショウウオの卵嚢:2024年早春

 



2024年3月下旬・午後12:40頃・晴れ 

山中の湧き水が溜まった池で毎年早春にトウホクサンショウウオHynobius lichenatus)が繁殖しています。 
2週間ぶりの定点観察で私が泉に近づいたら、1匹のヤマアカガエル?が岸辺から水中に跳び込んで逃げました。 
しかし、ヤマアカガエルの卵嚢を探しても未だ産み付けられていませんでした。 

さて、本命であるトウホクサンショウウオの卵嚢を探しましょう。
私が産卵基質として池に沈めておいたスギ落枝には、残念ながら卵嚢は一つもありませんでした。 
監視カメラによるタイムラプス映像にも産卵シーンは写っていませんでした。 
まだ時期が少し早いのでしょうか? 

日当たりの良い岸辺付近に沈んでいたスギの枯れた落葉にトウホクサンショウウオの卵嚢が少量だけ産み付けられていました。 
トウホクサンショウウオ成体の姿は見当たりません。 
産卵後はさっさと上陸してしまうのでしょうか? 
それとも、水中の落ち葉の下に潜り込んで隠れているのかな? 

水中からスギの落ち葉を一時的に持ち上げてみると、サンショウウオの卵嚢が8対?絡みついていました。 
卵鞘の表面に細かい皺があるのがトウホクサンショウウオの特徴なのだそうです。 
産卵から間もないようで、胚発生はまだほとんど進んでいません。 
産卵の最盛期はまだなのでしょうか。 




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