2024/12/04

雪山で斜めに倒れかけたスギの枝葉を調べるカケス【冬の野鳥:トレイルカメラ】

 

2024年1月上旬


シーン1:12/28・午前11:58・晴れ・気温16℃(@0:00〜) 
年末にたまたま撮れた現場の様子です。 
雪の積もった里山でスギの木の下にあるニホンカモシカ(Capricornis crispus)の塒(ねぐら)を自動センサーカメラで見張っています。 



隣に生えていたスギの幼木が強風により根元から倒れ、斜めに寄りかかっています。 
(本来は間伐すべき株なのでしょう。)
この倒木はまだ生きて、横枝の葉が青々と茂ったままです。 
そのために、塒(ねぐら)で休むカモシカにとって周囲からの目隠し(隠れ家)になったり風を少しでも遮ってくれたりと、塒(ねぐら)の位置を選定する上で重要なポイントになったのかもしれません。 


シーン2:1/5・午前10:42・晴れ・気温1℃(@0:04〜) 
年末にようやく根雪が積もったと思いきや、暖冬のため年明けには雪山でも積雪がかなり溶けていました。 
地面が一旦露出すると、太陽光で温められるためにそこから雪解けが一気に進みます。

昼前にカケス(Garrulus glandarius)が右からひょいと登場しました。 
斜めに倒れかけたスギ幼木の枝葉を伝って、ピョンピョン上へ移動していきます。 
このときはカケスが何をしに来たのか、分かりませんでした。
もしかすると、見慣れないトレイルカメラを目ざとく見つけたカケスがさり気なく偵察に来たのかもしれません。


※ 動画の後半は、1.5倍に拡大した上で逆光補正を施しています。(@0:39〜) 
奥に見える白い雪面が眩しい逆光になっているせいで、手前の暗い地点に居る鳥の羽の色がよく見えません。 
私の使っている動画編集ソフト(Kdenlive)には疑似HDR処理をしてくれるエフェクトがないので、逆光補正で代用しました。 
逆光補正してようやく、鳥の正体がカケスだと判明しました。 




2024/12/03

夜のスギ防風林で倒木に座る雪国のイエネコ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年1月上旬・午後17:05頃・日の入り時刻は午後16:35 

平地のスギ防風林でニホンイタチ(Mustela itatsi)の越冬用巣穴bを自動撮影カメラで見張っていると、新年の晩にイエネコ(Felis silvestris catus)が写っていました。 
この地点で猫が撮れたのは初めてです。 
水平倒木の上に乗って、辺りを油断なく見回しているようです。 
野ネズミを狩りに来たのかな? 



おそらく近所で飼われている猫が、寒い冬も夜の森を気ままに散歩しているのでしょう。 
年末に根雪が積もったと思っていたのに、異常な暖冬で雪がほとんど溶けてしまいました。

カメラのバッテリーが消耗していて、わずか1秒間しか撮れていませんでした。
この後、もしかしたらネコは丸木橋を渡ったかもしれないのに、記録できず残念でした。


ユキツバキの花が咲く春の山道(雪椿)

 

2023年4月下旬・午後12:15頃・晴れ 

里山の急斜面を息を切らせて登っていると、細い山道の両側に自生するユキツバキの群落が花を咲かせていました。 
ウグイス♂(Horornis diphone)がホーホケキョ♪と繰り返しさえずる鳴き声も聞こえて、まさに春山の光景です。 

雪国の早春に咲くユキツバキの赤い花は芳香がほとんどないので、鳥媒花と予想しています。
しかし、ヒヨドリやメジロなど吸蜜に来る鳥を私は未だ一度も見たことがありません。 
ヒトを警戒して逃げてしまうのだとしたら、ブラインドを張って待ち伏せて隠し撮りするか、無人カメラ(トレイルカメラ)でユキツバキの花を監視しないと撮影は無理かもしれません。 
この日は山中の別な場所でビロウドツリアブという早春に現れる昆虫がユキツバキに訪花する様子もちらっと見かけたのですが、撮り損ねて悔しい思いをしました。 
また来季の宿題です。 




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