2024/11/01

雪に埋もれたニホンアナグマの越冬用営巣地を横切り雪面にマーキングするホンドテン【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年12月中旬

平地の落葉した二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の越冬用営巣地を見張っているトレイルカメラに冬毛のホンドテン(Martes melampus melampus)が久しぶりに写りました。 


シーン1:12/17・午前10:50・気温0℃(@0:07〜) 
暖冬でしたが、この日からようやく本格的に根雪が降り始めました。 


シーン2:12/20・午後18:30頃・小雪・気温-1℃(@0:12〜) 
大雪が積もったセットを左から元気に走って来たテンがアナグマの巣口Lの真上を通り過ぎて右へ向かいます。 
赤外線の暗視動画ではホンドテンの冬毛が真っ白に見えます。 

奥のオニグルミ立木の下の雪面でしゃがみ込んで、どうやら排尿マーキングしたようです。 
手前に自生するマルバゴマギの細い落葉灌木が邪魔で、雪上にテンが糞を残したかどうか見えません。 
立木の幹に尿をかけるのではなく、雪面にマーキングしたのは意外でした。 
♀だからですかね? 
テンもタヌキのように排尿姿勢に性差があると仮定していますが、実はよく知りません。
ホンドテンの排尿姿勢に関する具体的な性差についての情報は見つかりませんでしたが、一般的に哺乳類ではオスとメスで排尿姿勢が異なることが多いです。例えば、オスはマーキングのために高い位置に排尿することが多く、メスは地面に近い位置で排尿することが一般的です。ホンドテンも同様の行動をとる可能性があります。(人工知能Copilotによる回答)

ホンドタヌキやホンドギツネ、ニホンイタチなどニホンアナグマ以外にも様々な野生動物が往来するので、ホンドテンも対抗するように匂い付けで縄張り宣言したのでしょう。 
ホンドテン参上!

動画の後半は、1.5倍に拡大した上に自動色調補正を施してリプレイ。(@0:29〜) 


つづく→

脱糞後に枯れ茎から飛ぶジョウビタキ♀(冬の野鳥)

 

2023年11月中旬・午後13:15頃・晴れ 

街なかを流れる川の対岸でクズの群落が蔓延る草むらに生えた背の高い雑草(種名不詳)が枯れた茎に冬鳥のジョウビタキ♀(Phoenicurus auroreus)が止まっていました。 
ときどき尾羽根を上下に震わせていますが、鳴き声は聞き取れませんでした。 
白い糞をポトリと排泄してから、嘴を足元の枯れ茎に擦りつけました。 
最後は手前に向かって飛び立ち、川に飛び降りたようです。 

脱糞および飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:25〜) 


関連記事(1ヶ月前の撮影)▶ 電線で鳴く♪秋のジョウビタキ♂(冬の野鳥) 


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2024/10/31

大雪が降った後でニホンイタチの越冬巣穴に侵入して中を調べるホンドタヌキのペア【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年12月中旬・午後19:30頃・小雪 

ニホンイタチ(Mustela itatsi)が越冬していると思われる巣穴を自動撮影カメラで監視しています。 
平地のスギ防風林で風倒したスギの根元に掘られた「根曲がり巣穴」です。 

12/20 
暖冬でしたが、ようやく大雪が積もりました。 
まだ小雪がちらつく晩に、♀♂ペアと思われる2頭のホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)がやって来ました。 
先頭個体が根曲がり巣穴に頭から潜り込もうとしています。 
巣口はかなり窮屈そうですが、強引に中に入りました。 
その間、後続個体が外で待っています。 
続けてもう1頭も根曲がり巣穴に潜り込みました。 

2頭のタヌキが相次いで根曲がり巣穴の外に出てきました。 
頭から入って頭から出てきたということは、巣穴の内部は2頭が同時に入れて中で方向転換できるほど広いことが分かります。 

タヌキは身震いしてから、深雪に埋もれた獣道を立ち去りました。 
深く積もった湿雪に足がズボズボと潜り、ラッセルしながら歩き去ります。 
ホンドタヌキのペアは根曲がり巣穴を内見しただけで気に入らず、住み着くつもりはないようです。 

※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


【考察】 
どうやら、このときイタチは留守にしていたようです。 
まさかイタチとタヌキが同居して越冬するのでしょうか? 
「同じ穴の狢(むじな)」と言うには珍しい組み合わせです。 

もしかすると、厳冬期は誰でも使って良い臨時の避難所のような巣穴なのかもしれません。
あるいは、元々はタヌキの巣穴だったのに、イタチが越冬のために乗っ取ったという可能性もありそうです。 
しかし、タヌキの巣穴なら巣口がもっと広いはずです。
過去に遡って家主の系譜を推測しても仕方がない(結論が出ない)ので、監視カメラを設置した以降の記録を地道に蓄積していくしかありません。 



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