2023年12月中旬
平地の落葉した二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の越冬用営巣地を見張っているトレイルカメラに冬毛のホンドテン(Martes melampus melampus)が久しぶりに写りました。
シーン1:12/17・午前10:50・気温0℃(@0:07〜)
暖冬でしたが、この日からようやく本格的に根雪が降り始めました。
シーン2:12/20・午後18:30頃・小雪・気温-1℃(@0:12〜)
大雪が積もったセットを左から元気に走って来たテンがアナグマの巣口Lの真上を通り過ぎて右へ向かいます。
赤外線の暗視動画ではホンドテンの冬毛が真っ白に見えます。
奥のオニグルミ立木の下の雪面でしゃがみ込んで、どうやら排尿マーキングしたようです。
手前に自生するマルバゴマギの細い落葉灌木が邪魔で、雪上にテンが糞を残したかどうか見えません。
立木の幹に尿をかけるのではなく、雪面にマーキングしたのは意外でした。
♀だからですかね?
テンもタヌキのように排尿姿勢に性差があると仮定していますが、実はよく知りません。
ホンドテンの排尿姿勢に関する具体的な性差についての情報は見つかりませんでしたが、一般的に哺乳類ではオスとメスで排尿姿勢が異なることが多いです。例えば、オスはマーキングのために高い位置に排尿することが多く、メスは地面に近い位置で排尿することが一般的です。ホンドテンも同様の行動をとる可能性があります。(人工知能Copilotによる回答)
ホンドタヌキやホンドギツネ、ニホンイタチなどニホンアナグマ以外にも様々な野生動物が往来するので、ホンドテンも対抗するように匂い付けで縄張り宣言したのでしょう。
ホンドテン参上!
動画の後半は、1.5倍に拡大した上に自動色調補正を施してリプレイ。(@0:29〜)
つづく→
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