2023/08/07

年末の雪山でツキノワグマの足跡を見つけた?

 

2022年12月下旬・午前11:20:頃・晴れ 

根雪が積もった低山にスノーシューを履いて登りました。 
晴れた日の雪山は最高です。
通い慣れた林道の途中で小さな沢を渡る手前の地点で大きな足跡を雪面に見つけ、ギクリとしました。
私の手と比べても大きいので、ツキノワグマ(Ursus thibetanus)の足跡でしょうか。 
爪痕も見えます。 
残念ながら雪質が悪いせいで、明瞭な足跡ではありませんでした。 
スギ樹上からの落雪で、雪質はザクザクに凍っていて雪面は凹凸しています。 
根雪が降ったばかりなので、未だ冬眠せずに活動している個体がいるようです。 

少しだけ足跡を辿ってみました。(アニマルトラッキング) 
横にはニホンノウサギ(Lepus brachyurus angustidens)の足跡が明瞭に残っている他、前方に黄色く汚れた雪も見えます。 
小便跡と思われますが、上の枝から滴り落ちる雪解け水が雪を染めているのかもしれません。 
斜面を少し登った先には、こんもりした雪の小山があります。 
もしかしたら、ツキノワグマが冬眠している巣穴(樹洞?)があるかもしれません。 
しかしクマとのニアミスが怖くて確認しに行けず、急いで現場を離れました。 

秋までは入山時に必ず熊よけスプレーを携帯していたのですが、冬になって根雪が降ったのでもうクマは冬眠しただろうと判断し、荷物を少しでも軽くするために持参しませんでした。
念のために、冬(積雪期)も護身用の熊よけスプレーを持ち歩くべきだと反省しました。 




実は10年前にも別の山系で初冬の雪道を歩いたツキノワグマの足跡を見ています。
確か動画か写真を撮った記憶があるので、探してみます。(@2012年12月上旬 03)


【追記】
現場ではクマの足跡だ!と戦慄したのですが、落ち着いて動画を見直すと、自信がなくなってきました。 
雪面がザクザクに凍っているせいで足跡が不鮮明なのが問題で、もしかするとノウサギの足跡かもしれません。 
クラストした(凍った)雪面を割りながらノウサギが跳びはねると、こんな紛らわしい足跡が残ることもありそうです。
雪上のアニマルトラッキングはこの日が今季初だったので、読み解く力が鈍っていました。



巣材の泥玉を作るスズバチ♀

 



2022年9月下旬・午前後14:20・くもり 

里山の尾根道でスズバチ♀(Oreumenes decoratus)が巣材の泥団子を作っていました。
地面は乾いていますが、スズバチ♀は予め飲んでおいた水を吐き戻しながら細かい砂のような土を丸めて泥玉に加工しています。 
微小な赤アリ(種名不詳)が近づいてニアミスしても、スズバチ♀は気にせずに作業を続行。 
作りかけの泥団子を小石の上に乗せると、小石が濡れました。 
丸い泥玉を作り終えると、稜線の上空を北に飛び去りました。 

今回も営巣地を突き止められず、残念でした。 
クロスズメバチの巣を見つける達人のように、スズバチが泥玉を夢中になって作っている間に細いリボン(こより?)を蜂にくくりつけることが出来たら、それを目印として、作りかけの泥巣へ飛び去るスズバチを追跡できるでしょうか? 
しかしスズバチ♀は採土中も警戒を怠らないので、撮影のために近寄るのも難しいのです。
クロスズメバチに与える獲物と違って、スズバチの巣材はどこにでもあるので、採土場も1か所に執着する必要がありません。 
超小型の電波発信機(GPS?)が開発され、素人でも気軽に使えるようになるのを待っています。

2023/08/06

雪に埋もれたスギ林道の溜め糞場(雪隠)で排便するホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 




2022年12月下旬

里山のスギ林道が根雪に埋もれた年末にもホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が夜な夜な溜め糞場sに通ってきます。


シーン1:12/23・午後20:43・気温-4℃・(@0:00~) 
雪が降る晩に雪道を左から登場したタヌキが溜め糞場sを素通りして、右へ立ち去りました。
雪面は固く締まっているようで、タヌキが歩いても深く潜りません。 (ラッセル不要)


シーン2:12/24・午後19:03・気温-1℃・(@0:10~) 
翌日も2夜連続でタヌキが登場。 
スギ樹上から大量の落雪があった後らしく、凍った雪面に落枝も散乱しています。 
凍結(クラスト)した雪面の匂いを嗅ぎながらグルグルと徘徊すると、ようやく溜め糞場sの匂いを嗅ぎつけ、その上に跨り右向き(南向き)で排便。 
用を足しながらカメラ目線になりました。 
夏季に比べると冬季(積雪期)は便量が少なく、食生活が困窮していることが伺えます。 
そのまま林道を右へ立ち去りました。 

雪国のホンドタヌキが雪上の溜め糞場(まさに雪隠(せっちん)!)に排泄する様子を初めて記録することができました。
私にとって最高のクリスマスプレゼントになりました。 




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