2023/08/07

巣材の泥玉を作るスズバチ♀

 



2022年9月下旬・午前後14:20・くもり 

里山の尾根道でスズバチ♀(Oreumenes decoratus)が巣材の泥団子を作っていました。
地面は乾いていますが、スズバチ♀は予め飲んでおいた水を吐き戻しながら細かい砂のような土を丸めて泥玉に加工しています。 
微小な赤アリ(種名不詳)が近づいてニアミスしても、スズバチ♀は気にせずに作業を続行。 
作りかけの泥団子を小石の上に乗せると、小石が濡れました。 
丸い泥玉を作り終えると、稜線の上空を北に飛び去りました。 

今回も営巣地を突き止められず、残念でした。 
クロスズメバチの巣を見つける達人のように、スズバチが泥玉を夢中になって作っている間に細いリボン(こより?)を蜂にくくりつけることが出来たら、それを目印として、作りかけの泥巣へ飛び去るスズバチを追跡できるでしょうか? 
しかしスズバチ♀は採土中も警戒を怠らないので、撮影のために近寄るのも難しいのです。
クロスズメバチに与える獲物と違って、スズバチの巣材はどこにでもあるので、採土場も1か所に執着する必要がありません。 
超小型の電波発信機(GPS?)が開発され、素人でも気軽に使えるようになるのを待っています。

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