2023/03/20

スギ林道の溜め糞場にホンドタヌキのペアが初めて一緒に現れ排便【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年9月下旬・午後1:46・気温17℃ 

トレイルカメラで監視している里山スギ林道の溜め糞場sに、初めてホンドタヌキNyctereutes viverrinus)がペアで登場しました。 
いつもは一頭ずつ別々に登場するので、珍しい出来事です。 
♀♂ペアだとしたら、子育てがようやく一段落したのでしょうか?

まず林道を右から歩いて来たのは「垂れ尾」です。 
後続の個体は「フサ尾」でした。 
フサ尾はスギ大木の根本の匂いを嗅いだ後に、排尿マーキングしたような気がするのですけど、どうでしょうか? 
片足(右後脚)を持ち上げてオシッコしたように見えたのですが、アングルがいまいちで定かではありません。 
たまにヒトが立ち小便する木なので、タヌキも対抗して小便で縄張りをマーキングするのでは?という推測(願望)です。 

その直後にフサ尾は地面に積もったスギの落葉に鼻を突っ込んで匂いを嗅ぎました。 
何か虫を見つけたのでしょうか? 
その辺りはアナグマが糞を撒き散らす場所なので、その匂いに反応しているのかもしれません。 

その間、垂れ尾は画面の手前をウロウロしています。 
フサ尾と出会うと暗闇で鼻を突き合わせて挨拶しました。 
(鳴き声は聞き取れませんでした。) 
垂れ尾がようやく自分たちの溜め糞場に跨ると、左を向いて(北向き)軟便を排泄しました。 
フサ尾は便意を催さなかったようで、垂れ尾を追い越して先に左へ立ち去りました。 
用を足した垂れ尾もパートナーの後を追います。 

私が予想した通り、垂れ尾とフサ尾は♀♂つがいと判明しました。
関連記事(2ヶ月前の撮影)▶  
スギ林道の溜め糞場で夜な夜な排便するホンドタヌキのペアは尻尾で見分けられる?【トレイルカメラ:暗視映像】 
スギ林道の溜め糞場で夜な夜な排便するホンドタヌキのペアは尻尾で見分けられる?#2【トレイルカメラ:暗視映像】
タヌキに詳しい人なら体格で性別が分かるのでしょうか? 
私には見分けられませんが、垂れ尾の方が下半身が肥えている気がします。(なんとなく♀?) 


フサ尾が小便を木にひっかけたかどうかに私が拘ったのは、タヌキの排尿姿勢で性別が分かるからです。




【追記】 
2頭のタヌキが行動を共にしているからと言って、♀♂ペアとは限らないかもしれません。 
若い兄弟姉妹の可能性は? 



ハルジオンの花蜜を吸うサカハチチョウ春型

 

2022年6月中旬・午後14:00頃・くもり 

車が通れるように砂利が敷かれた山道の横にハルジオンが疎らに咲いています。
そこに春型のサカハチチョウAraschnia burejana)が訪花していました。 
半開きの翅を緩やかに開閉しながら吸蜜していました。 
意外にもこの組み合わせは初見です。 
花から飛び立つまで待ちきれなくて、撮影を打ち切りました。 

隣のハルジオン頭花ではホソヒラタアブの仲間も訪花していました。 
ホバリングしたり、2匹が軽い空中戦を繰り広げたり(もしや求愛と交尾拒否?)と何やら面白そうな行動なのに、サカハチチョウに集中していた私は撮影中ホソヒラタアブには気づきませんでした。 

このときハルジオンの隣にはヒメジョオンも咲いていました。 
その後も現場を通りかかるたびに見ていたところ、季節が進むとハルジオンからヒメジョオンへと群落が交代していたのが興味深く思いました。

2023/03/19

ノスリがハシブトガラスのモビングで杉防風林から追い立てられ携帯電話基地局の鉄塔へ逃げ込むまで(野鳥)

 

2022年9月下旬・午後16:00頃・晴れ 

黄金色の稲穂が実る田んぼの端で1羽の猛禽がスギの防風林に飛び込んで枝に止まりました。 
遅れて飛来したハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が猛禽に対して軽くモビング(擬攻撃)を加えました。 
それに対して猛禽が威嚇・牽制するために大きく広げた翼の下面の斑紋からノスリButeo japonicus)と判明しました。 
ハシブトガラスは同じスギ防風林でノスリよりも上の横枝に止まりました。 (戦いに有利なポジション)
ノスリは隣の横枝にピョンと跳んで移動しました。 
そのままカラスの真下に居ると、糞をかけられたり嫌がらせを受けるのでしょうか? 
この後はしばらくカラスはノスリに対して何もちょっかいをかけませんでした。 
それでも地味に神経戦が続いているようです。 

スギ樹上で西日を浴びながらノスリは眼下の田園地帯を見渡しています。 
 やがてノスリが足元の横枝に絡みついた蔓植物(イワガラミ?)の葉を嘴で啄みました。(@0:49〜) 
戯れに何か虫を捕食したのかな? 
次にノスリは右足を上げて顔を掻き、身震いしました。(@1:02〜) 
その後、嘴が半開きのままなのは、西日を浴びて暑いのでしょう。(@1:20〜) 
ノスリに動きがないので私がカメラをズームアウトすると、ハシブトガラスはいつの間にか居なくなっていました。 

ノスリを正面から狙えるように、私は農道を移動して防風林に少し近づきました。 
再びカメラを向けても、ノスリはなかなか逃げ出そうとしません。 
遂にノスリが防風林から飛び立ちました。(@2:25〜) 
右へ急旋回すると、羽ばたきと滑空を交互に繰り返しながら右へ飛び去りました。 
ノスリの背後から、カラスが追いかけてきます。 
このカラスがそれまでどこに居たのか不明ですし、先程のハシブトガラスと同一個体かどうかも定かではありません。 
カラスが背後から急襲するも、ノスリはひらりと身をかわしました。 
カラスがノスリを追い越してしまっても、ノスリが逆襲することはありませんでした。 
軽い空中戦の間も、鳴き声は聞き取れませんでした。 
カラスのモビング(擬攻撃)はそこまでで、それ以上しつこくノスリを深追いすることはありませんでした。 
カラスの縄張りから追い払われたノスリは、遠くに立つ携帯電話基地局まで逃げてくると、鉄塔の中段にようやく着地しました。 
この鉄塔もノスリがよく止まる、お気に入りの場所のひとつです。 
カラスの繁殖期はとっくに終わっているはずなのに、天敵のノスリに対して容赦なく嫌がらせ(モビング)して追い払っていました。

ノスリが防風林から飛び立ち、追いすがるカラスとの空中戦をかわしながら電波塔に辿り着くまでのドラマチックな飛翔シーンを、1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@3:21〜)
ノスリの右上の枝にハシブトガラスが止まった。

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