2022/07/21

川沿いの獣道を夜中に通る夏毛のニホンノウサギ【暗視映像:トレイルカメラ】

 

2022年5月中旬・午後23:10
前回の記事:▶ 雨夜の河畔林で跳ね回る夏毛のニホンノウサギ【暗視映像:トレイルカメラ】

河畔林のタヌキ溜め糞場rvを監視しているトレイルカメラに再び夏毛のニホンノウサギLepus brachyurus angustidens)が写りました。 
冒頭でニセアカシア立木の奥で立ち止まっていました。 
下草を採食しているのかもしれませんが、残念ながらよく見えません。 
毎回ノウサギはタヌキの溜め糞に全く興味を示しません。 
やがてピョンピョンと右へ走り去りました。 
短い跳躍シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 
※ 後半のスローモーションだけ動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しました。 

立木の奥は川沿いの獣道になっていて、今回ノウサギは上流へ向かって行きました。 
その獣道を利用する野生動物をしっかり撮影するために、逆のアングルで監視するトレイルカメラをもう1台設置すべきですね。 
少ない台数のカメラをやりくりするのは大変なのですが、後日試してみると…。 



2022/07/20

家庭菜園で回る鳥よけのレインボー風車(鳥害対策)

 

2021年6月中旬・午後15:30頃・くもり 

民家の家庭菜園でカラフルな風車が勢い良く回っていました。 
トマトを育てている畑のすぐ横の低い位置に設置されていたので、鳥害対策グッズの新商品なのでしょう。 
風が吹くと虹色の羽根が回り、鳥の目を幻惑する効果がありそう…かな? 
見慣れない物体が置いてあれば、鳥が警戒して近寄らなくなるのは当然です。 
しかし複数の鳥よけグッズを組み合わせないと、やがて鳥が慣れてしまって防鳥効果が薄れてしまうはずです。 
どうせならハイスピード動画でもレインボー風車の回転を撮れば良かったですね。 
先を急ぐ用事があったので、通りすがりにスナップショットの記録映像を撮っただけです。 

翌年にはこの家庭菜園でレインボー風車は使われなくなっていました。 
耐久性に問題があって壊れたのか、それとも私の予想通り防鳥効果が失われてしまったのでしょうか?


【追記】
そもそも野鳥がトマトを食害するのでしょうか?
私はそのような例を未だ一度も見たことがありません。
果菜類では、トマトが、ヒヨドリとカラスによって加害されます。(藤岡正博、中村和雄『鳥害の防ぎ方』p193より引用)

2022/07/19

春の河畔林でホンドタヌキが溜め糞場に排便する夜【暗視映像:トレイルカメラ】

前回の記事:▶ 春の河畔林で夜に溜め糞場の裏を素通りするホンドタヌキ【暗視映像:トレイルカメラ】

2022年5月中旬・午前00:12 

河畔林の溜め糞場rvを監視している無人センサーカメラ(トレイルカメラ)で久しぶりにホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の脱糞シーンが撮れていました。 
冒頭から画角の右下隅で排便中でした。 
カメラをもっと下向きに設置しないとタヌキの全身像が写りません。 
(ニセアカシア立木の奥にある獣道の往来もついでに監視しようと欲を出して、カメラを少し上向きに設置したのでした。) 
タヌキが左手前に立ち去ると、黒い新鮮な糞が林床に追加されていました。 
この溜め糞場をタヌキはもう使わなくなってしまったのかと心配していたので、これで一安心。





【追記】
トレイルカメラの電池を交換するために現地入りすると、カメラを立木に固定するベルトにベッコウバエ♂(Dryomyza formosa)が止まっているのを見つけました。 
私が近づいたので、溜め糞から飛び立って避難したのでしょうか。
春にベッコウバエの成虫を見かけたのは初めてです。 
成虫で越冬するのかな?






 

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