2022/01/30

飛来したカワウが川岸の倒木に続々と着陸(野鳥)

 

2021年11月上旬・午後15:30頃・晴れ

川岸に並ぶ倒木にカワウ(Phalacrocorax carbo hanedae)の群れが止まって休んでいました。 
台風や大雨で川が増水すると、古い倒木が流失することがあります。 
今回は新しく長い倒木が川をまたぐように斜めに倒れていることに気づきました。 
川岸が侵食された結果、水際に生えていたニセアカシア(別名ハリエンジュ)の高木が2本新たに倒伏しかけているのです。 
対岸には届いていません。 
川岸の倒木が流失するとカワウが集まるお気に入りの止まり木が減ってしまう…と心配していたのですが、自然界では新たに倒木が供給されることが分かって一安心。 

 川の上流および下流から新たに飛来したカワウは滑空すると長い倒木に直接着陸し、仲間と合流しました。 
その様子を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:10〜) 
私にとってこれは珍しい着陸シーンです。 
ここで私がこれまで定点観察してきたカワウは、一旦着水してから川面を泳いで岸に近寄り、右岸の倒木に飛び乗っていました。 
新しく倒れた長い止まり木は川面から高い位置にある(倒れ切っていない)ので、カワウが川面から飛び上がっても届かないのでしょう。 
カワウは離陸するのも不格好(長い助走が必要)ですし、飛翔能力はあまり器用ではないという印象を持っていました。 
だからこそ、止まり木に直接着地できるのか!と今回は少し見直しました。 
忘れていたのですが、そう言えば、カワウが河畔林の集団塒に集まる際には直接樹上に着陸していたのを思い出しました。
▼関連記事(3年前の撮影) 
ダイサギとカワウが河畔林に続々と塒入りする定点映像(野鳥)
新たに2本倒れたニセアカシア高木のうち、なぜか画面奥(下流側)の長い倒木にだけカワウが計9羽ずらっと並んでいます。
そこで羽繕いしたり翼を広げて羽根を乾かしたりしていました。 
止まり木上で隣の個体と小競り合いにならないのは、間隔が空いていて未だ余裕があるためでしょう。 

右岸に並ぶ短い倒木群には計8羽のカワウが集まり、西日を浴びています。 
そのうちの1羽が白い液状便を勢い良く排泄してから欠伸しました。(@0:59) 

※ 2本続けて撮った動画を演出(状況説明)のため逆の順番で編集しました。


ヒャクニチソウの花粉・花蜜を舐めるオオハナアブ♂

 

2021年11月上旬・午後12:05頃・晴れ 

道端の花壇に咲いたヒャクニチソウ(百日草)の群落で オオハナアブ♂(Phytomia zonata)が訪花していました。 
左右の複眼が頭頂部で接しているので♂ですね。 
この組み合わせは初見です。 
花弁がピンク色の株で花蜜や花粉を舐めています。 
隣の花へ飛んで移動。

 

2022/01/29

池畔の巣穴からドングリを運んで貯食し直す野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2021年10月中旬
前回の記事:▶ 水場の周囲を夜な夜な活動するノネズミ(その2)【トレイルカメラ:暗視映像】
池畔の崖に開いた横穴にトレイルカメラ(無人センサーカメラ)を設置して、これまで里山の水場を監視してきました。 
どうやら、その横穴は元々は野ネズミ(ノネズミ)が掘った巣穴だったようです。 
隠しカメラの周囲をチョロチョロと動き回る夜行性の野ネズミが頻繁に撮れました。 
しかしあまりにも至近距離過ぎて、野ネズミが何をしているのかよく分かりませんでした。 
そこで、トレイルカメラを設置する位置を変えて、逆のアングルから池畔の崖の横穴を見下ろすように狙ってみました。 

元々は雑草や幼木の枝葉や木の細い根っこが巣口を塞ぐように生い茂っていたのですが、レンズの視界を遮らないように取り除きました。 
トレイルカメラを置くためには横穴内の地面をある程度は水平にする必要があり、そのために平らな石(※)を土台として埋め込みました。 
ノネズミの巣穴とはつゆ知らず、巣口の環境を私はこれだけ改変してしまいました。 
巣口をトレイルカメラで塞がれたノネズミはかなり困ったはずです。 
非力なノネズミは、巣口を塞ぐトレイルカメラを力任せにどかす(外に押し出す)ことは出来なかったようです。 
わずかな隙間からすり抜けていたのかもしれません。 
実はトンネルの構造はかなり複雑です。 
崖に左右2つの巣口が開いていて、ノネズミは別の巣口から出入りしていた可能性もあります。 
左下の巣口には植物が茂っていたり落ち葉が詰まっていたりして、画面では隠されて見えます。 

以下の記録は一夜に起きた出来事です。 
アカネズミ(Apodemus speciosus)または樹上性のヒメネズミ(Apodemus argenteus)だと思うのですが、今のところ私には動画で見分けることができません。 
どなたか見分けられる達人がいらっしゃいましたら、教えて下さい。 

シーン1:午後17:42(日没時刻は午後16:56) 
予想通り、トレイルカメラを撤去した横穴から野ネズミが出て来ました。 
赤外線の暗視カメラでは目が白く光って見えます。 
巣口付近を探索していた野ネズミが、突然何かに驚いて右へ逃走。 

シーン2:午後21:25 
再び野ネズミが巣穴から現れました。 
同一個体がいつの間にか戻っていたのか、複数個体が巣穴で暮らしているのか、今のところ分かりません。 
巣口の土をかじって拡張工事をしているようです。 
私が巣口の床に敷いた平らな土台石(※)が邪魔なようです。 
一旦は巣穴の奥に入ったものの、しばらくするとまた巣口に出てきました。 
巣口の周囲の崖で忙しなく跳んだり走り回ったりしました。 
次に土台石の下の隙間から何かを掘り出すと口に咥え、巣穴内の右に運んで行きました。(@1:20) 
よく見るとドングリの実(堅果)でした。 
越冬準備の貯食行動ですね。 
野ネズミはドングリを貯食する場所を変更しているようです。 
私が勝手にカメラの土台石(※)を巣口内に置いたせいで、元々の貯食部屋を塞いでしまったのかもしれません。
池畔にはミズナラの木が生育していますが、枝から落ちたドングリが崖を転がり落ちて自然に横穴の巣口へ落ちたとは考えられません。

シーン3:午後21:27 
すぐにまた野ネズミが巣穴から出てきました。 
私が穴の中に置いた土台石の下を掘ろうとしています。 
邪魔な石をどかしたいのでしょう。 
諦めた野ネズミは巣から出て右に走って消えました。 


不思議なことに、外出から戻って来た野ネズミの帰巣シーンが一度も撮れていません。 
素早い野ネズミの入巣は一瞬でセンサーカメラの起動が間に合わないのかもしれませんが、おそらく画角外にも複数の出入り口があるのではないかと私は予想しています。 (トンネル内部でつながっている)
例えば、煙草の煙を大量に穴へ吹き込んだら、全ての出入り口の場所を突き止められるかな?
(酷い異臭で煙責めされた野ネズミが身の危険を感じて巣穴から逃去したら元も子もないので、この作戦は却下。) 

トレイルカメラのアングルを変えただけで、野ネズミの様子がだいぶ分かってきました。 
まさに百聞は一見に如かず。 
もっと早くやるべきでしたね。 
しかし、どこまで自然な行動が記録されているかどうか、あまり自信がありません。 
トレイルカメラの発するかすかな異音を野ネズミが警戒している可能性があります。 
このトレイルカメラは安物のせいか、動画撮影中にミミ、ミミ、ミミ、…♪とファックスのような電子ノイズが常時混入します。 
動画再生時に音量ボリュームを上げてもらうと聞こえます。 
同じ機種の2台目でも同じ症状でした。 
野ネズミにとっては非常に耳障りな超音波を発しているのではないか?と心配です。 


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