2022/01/24

池の水を飲み水浴するルリビタキ♀の群れ【野鳥:トレイルカメラ】

 

2021年10月下旬・ 

里山の水場に設置した無人センサーカメラ(トレイルカメラ)にまた新たに見慣れない地味な鳥の群れが2日連続で写っていました。 
これはルリビタキ♀(Tarsiger cyanurus)ですかね? 
あまり自信がないので、もし間違っていたらご指摘願います。 
地味な♀ばかりで瑠璃色の♂が登場しないのは、若鳥も混じっているから? 
晩秋で落ち葉が降り積もり、此岸がカメラの死角になってしまいました。 

シーン1: 10/30 午後13:20・気温12℃ 
画面右下の浅い岸辺で水を一口飲んだだけで、すぐに飛び去りました。 
トレイルカメラの存在を警戒しているのでしょうか? 
シーン2: 10/30 午後16:24・気温9℃ 
薄暗い夕方でもなんとかぎりぎり、フルカラー映像で撮れています。 
気温が10℃を切り、かなり冷え込んできました。 
今度は画面の左下にルリビタキ♀?が登場しました。 
浅い池に入ると水を一口飲みました。 
次は目の前にある落枝を何度も啄みました。 
水面に浮かぶ落枝をピョンピョンと伝って池の中央部までに来ると、本格的に水浴びを始めました。 
頭を下げて水に浸しながら素早く羽ばたいて水を跳ね上げています。 
日頃の手入れが行き届いた(油を塗った)羽根は水を全て弾いてしまい、水浴しても濡れません。 
すっきりしたルリビタキ♀は右上へ飛び去りました。 
羽繕いは池の外(樹上?)で行なうようです。
シーン3:10/31 午前9:26・気温7℃ 
今回は初めから画面中央で水に入っています。 
何かに驚いたようで、水浴を始めてすぐに飛び去ってしまいました。 
まさか水温が冷たいせいで短い水浴にしたとは思えません。 
シーン4:10/31 午前10:09・気温7℃ 
この茶色っぽい(焦げ茶色)個体がルリビタキ♀かどうか、特に自信がありません。(@1:52〜  下の写真も) 
まさかカワガラスですかね??  シロハラ?
2、3羽の小群が水場を訪れて、あちこち場所を変えながら水浴しています。 
後半に対岸で水浴する3羽はルリビタキ♀っぽく見えます。
互いに離れて同時に水浴するのは、群れで協力して四方八方を警戒するためでしょうか。 

最後の最後にシジュウカラ?が左から飛来したのに、録画終了で尻切れトンボに終わりました。






ミズナラの樹液を吸うオオスズメバチ雄蜂♂

 

2021年10月下旬・午後14:00頃・くもり 

里山の薄暗い雑木林でブーンと重低音の羽音が聞こえました。 
 羽音の主を探すと、飛来した蜂がミズナラの幹に止まりました。 
オオスズメバチ♂(Vespa mandarinia japonica)です。 
触角と腹部が長いので、雄蜂♂と判明。 
長い触角の先端がカールしています。 
私の鼻では樹液の発酵臭を嗅ぎ取れなかったものの、樹液を舐めに来たようです。 
幹に下向きに止まって樹液をしばらく舐めてから上に向き直り、飛び去りました。 
現場は水場の畔です。 

約4分後にオオスズメバチ♂が再び飛来しました。 
全く同じ樹液スポットに迷いなく戻って来て、先程と同じ下向き姿勢で吸汁を始めたことから、同一個体が再訪しに来たのでしょう。 
腹式呼吸するだけで、一心不乱に樹液を吸汁しています。 
背側からの撮影では肝心の口元が見えません。 
大顎を動かしているようには見えませんし、オオスズメバチ♂が飛び去った後の樹皮に新しい噛み傷はありませんでした。 
オオスズメバチ♀とは違って雄蜂♂は樹液の分泌を促すために樹皮を齧ることはないようです。 
雄蜂♂は大顎の発達が悪くて非力だからでしょう。 

やがて樹液の匂いを嗅ぎつけたのか、謎の昆虫が飛来しました。(@1:58) 
オオスズメバチ♂の背後で一瞬ホバリングしただけで、樹液酒場には着陸しないで慌てて逃げて行きました。 
スロー再生しても、飛来した虫はぼやけてしまい同定できませんでした。 
なんとなく、クロスズメバチの仲間ではないかと思います。 
オオスズメバチ♂は半開きにした翅を斜めに立てて震わせ、警戒姿勢になりました。 
樹液酒場の占有行動というほどでもありませんが、オオスズメバチ♂の貫禄勝ちです。
警戒を解いたオオスズメバチ♂は樹液吸汁を再開。 
ミズナラの樹液を長々と味わったオオスズメバチ♂は、最後に樹液酒場でウロウロと方向転換してからようやく飛び去りました。 
このミズナラの木は一部黄葉しかけていました。

 樹液酒場でオオスズメバチの雄蜂♂は初見かと思いきや、2回目でした。
関連記事(8年前の撮影)▶ オオスズメバチ♂がコナラで日光浴と樹液吸汁
2021年10月中旬

余談ですが、6日前に全く同じミズナラの木で樹液を吸うオオスズメバチ♀を観察しています。
そのときも水場の岸に生えたミズナラの樹上から重低音の羽音が繰り返し聞こえ、蜂を発見できました。
この時はあまりにも薄暗く(夕方で光量不足)、手持ち夜景モードでも動画に記録できませんでした。
ストロボを焚いて証拠写真を撮ると、オオスズメバチ♀と判明。

その後、事件が勃発しました。
もう1匹の蜂が飛来すると、ミズナラ樹上で2匹が格闘になり、そのままもつれ合うように地面に落下。
1匹は飛んで樹上に戻り、もう1匹は飛び去りました。
動画に撮れなかったのが残念でなりません。
2匹ともオオスズメバチだったかどうか定かではありませんが、この樹液酒場はオオスズメバチ♀同士が戦って取り合う(占有行動)ほど樹液の量は豊富ではない気がします。
もしかすると雄蜂♂が♀に交尾を挑んで拒否されたのかもしれない、と想像しました。

2022/01/23

樹上で相互毛繕いするニホンザル群れの喧嘩と仲直り

 

2021年10月中旬・午後14:10頃・くもり 

野生ニホンザルは暇さえあれば集まって互いに毛繕いしています。 

山道の法面から斜めに張り出したコナラ灌木の幹に若いニホンザルMacaca fuscata fuscata)が腰掛けました。 
その後から成獣♀a(乳首の長い母親)がやって来て、子ザルaの背中を毛繕いし始めました。 
おそらく母子関係なのでしょう。 
子ザルaが幹の上で腹這いになり、気持ち良さそうに母親aから毛繕いを受けています。 
そこへ更に別個体の成獣♀b(乳首の長い母親)が合流し、♀aの背中を毛繕いし始めました。 
やがて子ザルaが起き上がって母親aにお返しの毛繕いを始めました。(相互毛繕い) 
周囲の斜面で遊んでいた子ザルが合流し、母親bの胸にしがみつきました。 
2組の母子がコナラの幹に並んで座り、相互毛繕いに耽っています。 
やがて幼い子ザルbが飽きて母親から少し離れ、独りで探検を開始。 

樹上で仲良く並んで毛繕いしていたのに、一番右の子ザルaが急に悲鳴を上げながらてコナラの幹を登って右へ逃げました。(@2:43) 
♀bになぜか叱られたようです。
1/5倍速のスローモーションでリプレイしても、騒動の原因ははっきり分かりませんでした。(@3:00〜3:34) 
子ザル同士の小さな喧嘩に母親が介入し、幼い子ザルに代わって年長子ザルに報復したのでしょうか。(「うちの子に何すんのよ!」) 
よその子ザルに毛繕いしようとして嫌がられ、母親が制したのかな? 
我が子を守りたいママ友同士で大喧嘩(♀a VS ♀b)が始まるかと思いきや、すぐに戻って仲直りの毛繕いを再開。 
間に挟まれた子ザルbはケロッとして母親の毛皮に抱きついてます。 
その間、奥の雑木林の樹上で幼い子ザルが独り遊びしています。 

母親aの背中を毛繕いしていた子ザルaが急に離脱しました。 
上の灌木に飛び移り、山林を左へ遊動開始。 

私がこっそり林道を少し進んで撮影アングルを変更しても、コナラ樹上に残ったニホンザルは未だ毛繕いを続けています。
右下奥に独り遊びする子ザルの顔

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