2021年10月中旬・午後14:10頃・くもり
野生ニホンザルは暇さえあれば集まって互いに毛繕いしています。
その後から成獣♀a(乳首の長い母親)がやって来て、子ザルaの背中を毛繕いし始めました。
おそらく母子関係なのでしょう。
子ザルaが幹の上で腹這いになり、気持ち良さそうに母親aから毛繕いを受けています。
そこへ更に別個体の成獣♀b(乳首の長い母親)が合流し、♀aの背中を毛繕いし始めました。
やがて子ザルaが起き上がって母親aにお返しの毛繕いを始めました。(相互毛繕い)
周囲の斜面で遊んでいた子ザルが合流し、母親bの胸にしがみつきました。
2組の母子がコナラの幹に並んで座り、相互毛繕いに耽っています。
やがて幼い子ザルbが飽きて母親から少し離れ、独りで探検を開始。
樹上で仲良く並んで毛繕いしていたのに、一番右の子ザルaが急に悲鳴を上げながらてコナラの幹を登って右へ逃げました。(@2:43)
♀bになぜか叱られたようです。
1/5倍速のスローモーションでリプレイしても、騒動の原因ははっきり分かりませんでした。(@3:00〜3:34)
子ザル同士の小さな喧嘩に母親が介入し、幼い子ザルに代わって年長子ザルに報復したのでしょうか。(「うちの子に何すんのよ!」)
よその子ザルに毛繕いしようとして嫌がられ、母親が制したのかな?
我が子を守りたいママ友同士で大喧嘩(♀a VS ♀b)が始まるかと思いきや、すぐに戻って仲直りの毛繕いを再開。
間に挟まれた子ザルbはケロッとして母親の毛皮に抱きついてます。
その間、奥の雑木林の樹上で幼い子ザルが独り遊びしています。
母親aの背中を毛繕いしていた子ザルaが急に離脱しました。
上の灌木に飛び移り、山林を左へ遊動開始。
私がこっそり林道を少し進んで撮影アングルを変更しても、コナラ樹上に残ったニホンザルは未だ毛繕いを続けています。
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