2021年10月下旬・午後
前回の記事(@10月中旬):▶ 山中の水場に夜な夜な飛来するコウモリ(その2)【トレイルカメラ:暗視映像】里山の水場を監視するトレイルカメラ(無人センサーカメラ)をもう1台増やして、2方向から撮影することにしました。
夜に飛来して水場の周囲を飛び回るコウモリ(種名不詳)の暗視映像をまとめました。
同一個体を2つのアングルから同時に撮影することはできませんでしたが、2台のカメラが互いに死角をカバーし合って相補的に記録することが出来ました。
シーン1:10/22 午後18:24
池の岸辺と山側の崖を写すアングルのトレイルカメラに写っていました。
山の湧き水が池に絶えず流れ込んでいます。
池の上をコウモリが何度も飛んでは崖の手前で旋回しています。(登場回数は5回/40秒間)
同一個体が池の上空を何度も旋回しているのか、複数個体が登場しているのか、どちらでしょう?
2頭が連続して飛来することがあったので、少なくとも2頭が飛び回っているようです。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 (@0:46〜)
シーン2:10/25 午後21:02・気温6℃
池の上を飛んできたコウモリが崖の直前で引き返しました。
シーン3:10/25 午後21:40
池畔の崖にある横穴に仕掛けたカメラの映像。
水場の上を何度も旋回し、水面を掠めるように飛んでいます。
コウモリが飛びながら水面に一瞬触れたようで、波紋が広がりました。 (@2:21)
おそらく水を素早く飲んだのでしょう。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 (@2:58)
シーン4:10/29 午後22:30
レンズが曇っていてほとんど見えません。
気温が下がって結露したのでしょうか。(気温データなし)
雨が降った日にレンズが泥水で汚れたのかもしれません。
そんな悪条件でも水場を訪れるコウモリが撮れていました。
飲水目的以外にも、池の周囲を飛ぶ夜行性昆虫を目掛けてコウモリが夜な夜な飛来していると考えられます。
しかし、捕食シーンの決定的瞬間を撮るためには、もっと高性能・高画質のカメラが必要なようです。
(録画のフレームレートが15fpsではとても足りません。)
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