2021/12/16

夜の林道で採食・穴掘りするニホンイノシシ@山形県【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2021年9月下旬・午後18:55頃 

雑木林に覆われた里山の林道でタヌキの溜め糞をトレイルカメラ(無人センサーカメラ)で監視していると、ニホンイノシシ(Sus scrofa leucomystax)が撮れていました。 
立派な体格のイノシシです。 
カメラの赤外線で目が白く光っています。 

イノシシは夜の林道を行ったり来たりして餌を探しています。 
林道の中央に点々と残されたタヌキの溜め糞が気になるらしく、頻りに匂いを嗅いで口をモグモグさせています。 
まさかタヌキの糞を食べたのでしょうか? 
糞に含まれている未消化の種子や糞虫を食べているとしたら、面白いですね。
主に林道上に落ちたドングリや虫などを食べているのではないかと私は想像しています。 
前脚で地面を掘り始めました。 
林道から生えたひこばえ(幼木)の匂いも頻りに嗅いでいるようです。 
幼木の葉を食べたかもしれません。 

トレイルカメラのセンサーが動体感知してからの録画時間を1分間に設定していたために、細切れの映像になってしまいました。 
タイムラグはあるものの、すぐにまた録画を再開。 

イノシシは尻尾を左右に振りながら画面の左に立ち去ったと思いきや、すぐに引き返してきました。 
結局は林道を右へ立ち去りました。 

私が里山でイノシシの動画を撮れたのはこれで2回目です。
関連記事(8ヶ月前の撮影)▶ 雪山をラッセルして逃げるニホンイノシシ2頭@山形県
雪のない秋にも当地でイノシシの生息を確認することが出来て興奮しました。 
西日本の暖地にお住まいの方にとって、イノシシは別に珍しくもないでしょう。
しかし、ここ山形県では絶滅したと長らく思われていたので、衝撃的な映像です。 
決して偶発的な目撃例ではなく、確実に生息・(繁殖?)していそうです。 
イノシシが暮らせる山は自然豊かで素晴らしい環境です。
ところが山から里に下りてきてしまうと、農家にとって作物の食害が頭の痛い深刻な問題になりそうです。

土を舐めてミネラル摂取するヒカゲチョウの群れ【HD動画&ハイスピード動画】

 

2021年9月中旬・午後15:00頃・晴れ 

急な山道でヒカゲチョウ♀(Lethe sicelis)が翅を全開にして日光浴しながら乾いた地面を舐めていました。 
ヒカゲチョウのミネラル摂取行動は初見です。 
しかも、♀がやるのは珍しく思いました。
関連記事(1年前の撮影)▶ 砂利道の土を舐めるクロヒカゲ♂
砂利が少し敷かれた赤土の山道を歩き回りながら地面や小石を舐めています。 
途中で口吻をクルクルとゼンマイのように縮めたものの、すぐにまた土舐めを再開。 
日向で暑いのか、翅を半開きに立てるようになりました。 

地面から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:23〜1:32) 
先を急いでいた私は蝶が自発的に飛び立つまで待てず、帽子を投げつけて飛び立たせました。 
翅の地味な色が山道の背景に対して見事な保護色になっており、飛ぶと見失いそうになります。 

その山道を少し進むと、更に3頭の個体が同様に地面を舐めていました。 
日陰でもミネラル摂取しています。 
山道のこの区間の土壌は塩分が多く含まれているのでしょうか? 
もしかすると野生動物が通りすがりに糞尿を排泄したのかもしれません。 
日陰に居るせいか翅をしっかり閉じて土を舐めています。 
翅表が見えないので、性別不明。 
1頭は後翅の肛角付近が損傷している個体でした。 
小さな眼状紋を狙って鳥がつついた跡(ビークマーク?)のようです。

以下の写真は別々の個体。
 

2021/12/15

山道の溜め糞を日没後にチェックするホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

2021年9月下旬・午後15:10頃・くもり 

秋になるとタヌキの溜め糞を観察しやすくなります。 
気温が下がるとともに糞虫などによる分解速度が落ちて、糞が残りやすくなるからです。 
里山の山道で大規模な溜め糞ポイントを新たに見つけました。 
こんもりと山積みになった糞、または下痢便、古い糞など、落ち葉の積もった山道の中央に点々と1列に並んでいました。 
登山者はこれを踏まないよう注意して山道を歩かないといけません。
新鮮な糞が含まれているので、間違いなく現在使用中の溜め糞でしょう。
サインポストとして複数個体のタヌキが共有していそうです。 
動画では一番端に残された下痢便(泥状)の横に15cm定規を並べて置きました。 
落ち葉だけでなく、ブナの殻斗も林道上に散乱していますね。
溜め糞を見下ろす位置にトレイルカメラ(無人センサーカメラ)を仕掛けることにしました。 
糞が広範囲に広がっているので、どこに狙いを定めるべきか困ります。 
なるべく引きの絵で全体を収めるようにしました。

 

2021年9月下旬・午後18:00頃 (日没時刻は午後17:28) 

約3時間後、トレイルカメラを仕掛けたその日の晩に早速、1頭のホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が獣道に登場しました。 
日没から約30分後で山中はもう真っ暗です。 
タヌキの登場シーンは撮れてませんでしたが、画面中央にある溜め糞の匂いを嗅いでいました。 
タヌキが振り返ると、赤外線に反射して目がランランと白く光って見えます。 
その後、タヌキは林道脇の立木の匂いを嗅いで回りました。 
3時間前に立ち去った私の残り香が気になってるのかもしれません。 
引き返して林道中央の溜め糞に戻って来たものの、何度も見上げてカメラ目線になります。 
明らかにタヌキは暗視カメラの存在に気づいて、少し警戒しているようです。 
カメラの赤外線LEDがうっすらと赤く光って見えるのか、またはカメラから漏れ出る電子ノイズがかすかに聞こえているのでしょう。 

残念ながら今回はタヌキの排泄シーンを記録できませんでした。 
カメラの録画時間を60秒の設定にしていたために、尻切れトンボの動画になりました。 


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