2019/07/29

水入れを始めた水田で虫を捕食するハクセキレイ♂(野鳥)



2019年5月中旬

田んぼでようやく水入れが始まりました。
ハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が泥の上を歩き回って餌を探しています。
水深が浅ければ平気で水にも入ります。

土の中に暮らしていた土壌動物(昆虫や幼虫、ミミズなど)が水攻めに遭うと溺れそうになり、慌てて地表に出てきます。
ハクセキレイ♂は次々に獲物を見つけては捕食していました。
巣で待つ雛に給餌するためではなく、その場で自分で食べていました。
一方で、目の前の泥の上をアメンボがピョンピョン跳びはねても、捕食せず見逃しました。

ハクセキレイ♂は畦を飛び越え、隣の田んぼにも移動して採餌を続けます。
畦道の雑草が不自然に茶色く枯れているのは、おそらく農家の人が田植えの前に除草剤を撒いたのでしょう。

野鳥にとって田んぼの水入れは、楽して大量の獲物が手に入る、年に一度の夢のような食べ放題バイキングです。
ちなみに、水入れ前の田起こしのときにも、掘り起こされた土壌動物を目当てにムクドリなどの野鳥が集まります。

▼関連記事
耕運機を利用して虫を捕食するムクドリの群れ:オートライシズム(野鳥)

ハクセキレイ♂(野鳥)@水田:水入れ開始直後+虫捕食
ハクセキレイ♂(野鳥)@水田:水入れ開始直後+探餌
ハクセキレイ♂(野鳥)@水田:水入れ開始直後+虫捕食

2019/07/28

親鳥に餌乞いしても無視されたハシボソガラス幼鳥(野鳥)



2019年5月中旬

▼前回の記事
ニセアカシアの枝に並んで親鳥を待つ2羽のハシボソガラス巣立ち雛(野鳥)

同じ河畔林で少し離れた別のニセアカシア(別名ハリエンジュ)樹上にもう1羽のハシボソガラスCorvus corone)幼鳥が単独で止まっていました。
この木にもカラスの巣は無くて、幼鳥がどこから巣立ったのか不明です。
河畔林のあちこちに散らばった兄弟姉妹の巣立ち雛たちと盛んに鳴き交わしています。

この幼鳥の行動を見ていると、どうやら親鳥が画面左のどこかに来て居るようです。
横枝に止まった幼鳥は翼を広げて軽く羽ばたきながら親鳥に呼びかけ、給餌をせがんでいます(餌乞い♪)。
鳴いたときの嘴の中が真っ赤なのは、幼鳥である印です。
私がカメラをズームアウトしかけたら、親鳥と思われる個体が飛来し画面を横切りました。
餌乞いする幼鳥に巣外給餌するかと思いきや、親鳥は幼鳥をスルーして、画面奥に流れる河原へ採餌に行ったようです。
これだけ見ると育児(育雛)放棄のようですけど、幼鳥に自力で飛んでついてくるように促しているのかもしれません。
あるいは、近くで見ている私を警戒して幼鳥に給餌しなかったのかな?
親鳥も複数の巣立ち雛の面倒を見るのにてんてこ舞いなのでしょう。
樹上の幼鳥は、親鳥が飛び去った方向を名残惜しそうに見送ると、鳴き止んでしまいました。
撮影する私の背後でキジバトがデデッポポー♪と鳴いています。

親鳥が戻って来るまでもう少し待ってハシボソガラス幼鳥への巣外給餌シーンを撮りたかったのですが、先を急ぐ用事があって断念。

つづく→


夜、台所の流しにヤマトゴキブリ幼虫が出没



2019年5月下旬・午後21:30頃

夜、台所に行くと、流しに1匹のヤマトゴキブリPeriplaneta japonica)の幼虫がうろちょろして居ました。
ヤマトゴキブリは野外でも見かける半野生種で、いつも動きがおっとりしています。
照明を当てても慌てて逃げたりしませんでした。

排水パイプから逆行して登ってきたのでしょうか。
ステンレスのシンク内は油ぎっている訳ではありませんが、(少なくとも幼虫は)ツルツル滑って垂直の壁を自力ではよじ登れないようです。
これは意外でした。(成虫なら登れる気がします)

シンクの水滴を飲みに来たのかもしれません。

▼関連記事
水を飲むヤマトゴキブリ♀
水を飲むヤマトゴキブリ♂

食器を洗った後の流しには、ゴキブリの餌になりそうなご飯粒が落ちていました。

▼関連記事
ご飯粒を食べるヤマトゴキブリ終齢幼虫

桑原保正『性フェロモン:オスを誘惑する物質の秘密』によると、

ゴキブリの生活には、餌以外に水の存在が必須で、主として台所など水気のある場所に夜出没する。(中略)ゴキブリも水に口を浸したまま飲む。水を飲まないと生きられない。 (p73より引用)


捕獲して飼育してもよかったのですが、この時期は他の撮影テーマが忙しく、新しいことを始める余力がありませんでした。
撮影後に熱湯を注いで駆除しました。(映像なし)
この方法なら殺虫剤や洗剤を使わなくてもゴキブリはほぼ即死ですし、シンクを熱湯消毒できて一石二鳥です。
台所で安易に殺虫剤を噴霧すると、食品や食器、蛇口、まな板などが汚染されて嫌なのです。

害虫だからと言って殺虫剤を乱用すると薬剤耐性を獲得する(効き目が無くなる)恐れがありますが、ゴキブリが熱湯に耐性を獲得することはまずあり得ないでしょう。
呑気なヤマトゴキブリ幼虫は流しから逃げなかったので、横でお湯を沸かす余裕がありました。

「熱湯で殺す方法をお薦めします」と言いたいところですが、都会のチャバネゴキブリなど俊敏なゴキブリが相手の場合は、こんな悠長なことはやってられないかもしれません。

死骸を捨てる前に採寸するのを忘れました。


▼関連記事(1年後に熱湯駆除を実演)
台所の流しに現れたヤマトゴキブリ♂に熱湯をかけて駆除


ヤマトゴキブリ幼虫@夜:台所シンク内

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