2020/07/16

台所の流しに現れたヤマトゴキブリ♂に熱湯をかけて駆除



2020年4月中旬・午後22:10頃

ひと気のない夜の台所で点灯すると、ヤマトゴキブリ♂(Periplaneta japonica)が1匹、流しの中にいました。
長翅の成虫♂です。
私は悲鳴を上げたりせずに、いそいそとビデオカメラを取りに戻りました。
補助照明LEDを点灯して動画を撮りながらカメラを近づけると、光を嫌う(夜行性の)ヤマトゴキブリ♂は洗い桶の陰に隠れようとしました。
6年前には本種を飼育して面白かったのですが、今回は駆除することにしました。

私がよくやる方法を実演します。
ヤカンでお湯を沸かして、沸騰した熱湯をゴキブリに直接かけるだけます。
この方法なら殺虫剤や洗剤を使わなくてもゴキブリはほぼ即死で動かなくなります。
シンクを熱湯消毒できて一石二鳥です。
台所で安易に殺虫剤を噴霧すると、食品や食器、蛇口、まな板などが汚染されて嫌なのです。
害虫だからと言って殺虫剤を乱用すると薬剤耐性を獲得する(効き目が無くなる)恐れがありますが、ゴキブリが熱湯に耐性を獲得することはあり得ません。
いつ見てもおっとりのんびりしているヤマトゴキブリ♂は流しのステンレス壁面をよじ登れないようで、私が横でお湯を沸かしている間も逃げませんでした。
「熱湯で殺す方法を皆さんにお薦めします」と言いたいところですけど、都会のチャバネゴキブリなど俊敏なゴキブリが相手の場合は、悠長にお湯を沸かしている暇は無いかもしれません。
電気ポットで保温された熱湯があれば良いでしょう。

仰向けになった死骸を使い捨ての割り箸で摘み上げ、ゴミ袋に捨てました。
最後に採寸すれば良かったですね。

▼関連記事(1年前の撮影)
夜、台所の流しにヤマトゴキブリ幼虫が出没


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